伊江島編その2 伊江島到着!

フェリーが接岸すると我先にと皆が降りていく。
やはりGWだけあって私達と同じダイバーと思われる人と
帰省客でごった返している。

ふと手を振っている黒く日差しで焼けた男性がいる。
おそらくお世話になるサービスさんが迎えに
来たのだろう。早速荷物を乗せ、サービスさんの
ショップへと移動。

現地ショップさんはシーモンキーズIEZIMA。
パブのような居酒屋も併設してあって、何だこりゃ?
という顔をしていると沖縄では有名なパブなんだそう
で、何度か取材も受けたことがあるんだって。
沖縄本島の方にも支店があるそうな。
機会があれば行ってみたいな。
宿泊もシーモンキーズでお世話になる。

伊江島は例えてみれば殻付きピーナッツを
横にして置いたような形の島。その南北の
くぼみの南は船が沖縄本島と行き来する港。
ここからポイントに向かうボートも出ている。

少し港から離れると一帯は真っ白の砂地になっている。
ぽつん、ぽつんとさんごの固まりのような場所には
たくさんの小魚が群れてそりゃあもう、のんびり
まったりといった感じのポイントがパッチリーフ。

北はワジーと呼ばれる湧水ポイント。
あちらこちらに温泉が沸きだしぽこぽこの泡と
熱気でゆらゆらしているのが離れていても解る。
傷ついた魚達の療治場でもある。

西の方は基地があり、伊江島の顔とも言える
名物ポイント、キャニオンもここにある。
平日は軍事演習のため基地沖の周辺の海域も
進入禁止となり、土曜日、日曜日、アメリカの
祝祭日のみボートで行ける水域となる。

東の方は瀬から離れるとどーんと40~50mは
落ちようか(場所によったらもっと深い)という
ドロップオフのポイント。
オホバ、カナン崎、クレバスなどが有名な地形
ポイント。深いところにいけば色んなハナダイも
見えるとか。ハナダイかあ・・キンギョハナダイ
しか見たことないなあ。

といった感じで東西南北全く違った雰囲気が味わ
えるんだけど、風の按配で海が荒れやすく特に
南から吹くとボートが出なくなるし、東が大荒れ
なのに西は全くの凪というのが珍しくない。
風が全く吹かないというのはないといってもいい。

4月中旬に行った人は運が良く全く風が吹かない時に
あたり、海がまるで鏡ような状態になっていたそうだ。
年に数日あるかないかという状態。
うらやましい。

今は少し海は南よりの風が吹いていて1mから2mに
なろうかという状態。あまり良い状態とはいえない。

さあ、おてんとさんはすずめ娘に微笑むのか?
それは明日のお楽しみ♪



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