アイヌハンミョウ
2014年5月10日、兵庫県佐用郡佐用町へ行ってきました。 コウチュウ目 ハンミョウ科 アイヌハンミョウ 河原の石の上を飛び回っていました。 他のハンミョウ類とは異なる模様を持っています。背中は黒褐色で白い三本の筋があります。腹部が青く光っているため飛んでいる時は青色に見えます。 分布は局地的 です。兵庫県佐用郡佐用町では、たくさんの固体を採集することができました。そのうち3匹を家で飼育することにしました。写真は家で飼育している時のものです。 本種のほかにもニワハンミョウも見られました。 コウチュウ目 カミキリムシ科 エグリトラカミキリ 白い花に来ていました。本種のほかにも、チャイロヒメハナカミキリや、ベニカミキリなどのカミキリムシの仲間が多く見られました。特に本種の個体数がとても多く、上の写真のように交尾している個体も多く見られました。 カミキリムシのほかにも、ヒラタコガネなどのコガネムシや、キイロスズメバチなどのハチ、ハエ、アブなどの多くの昆虫が花に集まっていました。 チョウ目 アゲハチョウ科 ウスバシロチョウ このチョウは、僕が採集しようと目標にしていたチョウです。草原などを飛ぶチョウで、今回も草原を飛んでいる個体を採集しました。しかし1頭しか採集することができませんでした。 本種の分布は少し局地的です。 名前にシロチョウとつきますがアゲハチョウの仲間です。 食草は、ムラサキケマンなどです。 チョウ目 タテハチョウ科 サカハチチョウ 草原で多数の個体が見られました。 本種には春型と夏型があり、それぞれ模様が異なります。写真の個体は春型で、翅がオレンジ色をしていますが、夏型では白色と黒色と赤色の翅の模様になります。 食草は、コアカソ、イラクサなどです。 その他見られた昆虫です↓ チョウ目 シジミチョウ科 ムラサキシジミ ・ ・ ・ サカハチチョウと同じ草原に見られました。成虫で越冬し、ほぼ周年見られます。食草は、アカガシ、アラカシなどです。 チョウ目 シロチョウ科 ツマキチョウ チョウ目 シロチョウ科 キタキチョウ チョウ目 シロチョウ科 モンシロチョウ チョウ目 シジミチョウ科 ヤマトシジミ チョウ目 ジャノメチョウ科 ヒメウラナミジャノメ コウチュウ目 コガネムシ科 ゴホンダイコクコガネ