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カテゴリ:宇宙
生命とはなんでしょう。この世に命を授かった私たちです。身体と心、魂の声を聞き、それを大切に日々生きましょう 少女は青龍に乗り、南に向かいました。人里離れた山の中で、青龍と静かに過ごしました。空を飛び、川で泳ぎ、青龍といつも一緒に過ごしました。少女は言葉を話すことはなくなり、青龍とハートとハートで語り、静かな落ち着いた日々を取り戻しました。 ある日、滝壺に青龍と水浴びに行きました。滝壺の近くまで行くと、たくさんの人々の笑い声が聞こえてきました。少女は少し緊張しながら、木の影からその青年達の様子を伺いました。木に登ったり、滝壺で泳いだり、その青年達はとても楽しそうに遊び話し、活き活きしていました。少女は青龍と、青年達に近付いていきました。最初、彼らは少女と青龍を見て驚いていましたが、すぐに何も言葉なく一緒に遊び出しました。共に、泳ぎ、木に登り、青龍の背に乗り空を飛びました。 いつもひとり淋しかった少女でしたが、その青年達とは言葉を交わさなくても、とても居心地が良く安心でした。その青年達は山で修業している様子でした。 「こんな素敵な人達もいるんだ。人っていいものだ。」と、少女は初めて思いました。 いつものように、少女は青龍と眠りました。とてもきれいな満月の夜で、滝はキラキラと月の光で輝いていました。青龍に起こされ、少女は滝で月光の中、水浴びをしました。 その時、青龍が少女に話しました。「その滝を越え、ひとりで行きなさい。私はいつもあなたといる。私を呼べば、いつもあなたのそばにいく。でも、あなたは人間だ。自分から逃げないで、あなたらしく自然な人におなりなさい。」 少女は怖く、身体が緊張しました。でも、少女自身、いつまでも青龍とこの山の中にいることはできないことはわかっていました。 滝にうたれそこを越えると、長い真っ暗なトンネルがありました。そこで、長い髪をひとつにくくり、青龍が用意してくれた紫の小袖に着替えました。そして、長い真っ暗なトンネルを越えていきました。 そこは、空と山々がきれいで、広い広い緑のきれいな畑がありました。あぜ道には、きれいなたくさんの花が咲いていました。 続く セッションご希望の方は画面左上freepageをクリックしてください
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最終更新日
2008年08月13日 23時26分34秒
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