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風・来・殿

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2005.09.21
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カテゴリ:通常

 ―――小さな木の葉が舞う。

 秋風に棚引く雲とともに木の葉も舞う。

それを見ながら歩いていく一人の少女。
はぁっとため息をつき、空を見上げる。
空は夕焼け空で赤く染まっていた。

「…暇」

ブツッと呟いた言葉は本心だった。
何をやっても無関心で執着心などない少女。
少しでも笑えばいいのにと思っても笑えるものがない。
特に執着しなくても手に入れられるから執着ができないのかもしれない。
そんな少女だった。

「……へぇ、暇だったら遊ばん?」

後ろから声がかかったので少女が振り返るとチャラチャラとした青年が後ろに立っていた。
思わず無言で立ち去りたかった。でも、自然と声がでてしまった。

「はあ?あなた誰?」
「冷たいなー、嬢ちゃん。俺はお前を誘ってんよ?」
「…知らない人にはついていかないんで」

少女がそう言うとスタスタと通り過ぎて、家でお菓子でも食べようと考えた。
いかにも、こんな男なんかについていきたくはなかった。

だが。

(…な、何これ…?体が動かないっ!)

少女の体がピタッと止まってしまった。
自分の意志では動かない。誰かが何かをしているのだろうか。
でも、体には何も触れられていない。

「嬢ちゃん。話は最後まで訊くもんやで?礼儀なっとらんなぁ」
「…それだったらはやく言って下さい」

少女は苛つき気味にキッと青年を睨む。
青年は「お、怖い怖い」とおもしろそうに言う。

「なぁ、魔法使いにならん?」
「はぁ…?」


 少女の運命は捻じ曲げられた。




意味不明突発小説でしたー。
非日常的な事を書きたいという感じで書きました。
「ありえねぇよ!」というネタで書きました。
何かどっかで似たようなネタをみたとか言わんで下さい。
あぁこんなのを昔書いた奴にヒットする…。
でも、けっこうこいうのって楽しい。
シリーズでも書きはしないね。面倒臭いじゃないですか!(その一言で片付けるな)
そんなノリです。

 +++

今新連載の準備中ですー。
楽しんで書いています、えぇ。
それと同時にお知らせがあります。
今やっている連載やめます;すいませんが。
できなそうなのでやめさせて頂きます。
もしできるとなったら復活するかもしれませんがよくわかりません。
でも、そいう事でよろしくです。
楽しみだった方はごめんなさい;





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Last updated  2005.09.21 22:03:52
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