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テーマ:アロマテラピー!(1361)
カテゴリ:てづくり自然化粧品
最後になります。
この話題は1,2がありますので、 併せてお読み頂ければと思います。 さて、乳化剤についてもう少し。 前回、乳化剤とは何かについて、書きましたが、 今度は種類です。 有名どころですね。 一つめはサポニン エンジュの花、キラヤの樹皮、ダイズの種子、チャの種子 から、とれるそうです。 2つめはレシチン アブラナやダイズの種子や卵黄から抽出するらしいです。 卵と油とお酢でマヨネーズができるのはこの レシチンが乳化剤の役割をしているからです。 3つめはグリセリン脂肪酸エステル 油脂から得られる脂肪酸とグリセリンを反応させて 製造されるエステルらしいです。 ここで、石けんを作られている方はご存じかと 思いますが、油脂と苛性ソーダを混ぜると グリセリンができます。 まさに上のエステルも同時に作られているわけです。 つまり、精油の希釈に使う乳化剤は石けん(ただし、 グリセリンの抜かれていないもの)でも可能だと いうことです。 4つめはショ糖脂肪酸エステル 油脂から得られる脂肪酸と砂糖を反応させて製造される らしいです。 透明石けんも乳化材料になるということですよね? ということで、最後に紹介する第一のものは 石けんです! バブルバスでは精油は希釈できている、ということに なりますよね? ただし、上がり湯をしなければいけませんけどね。 手作りコスメでは有名なエマルシファイングワックス はグリセリン脂肪酸エステルに属するみたいですね。 あと、大豆レシチンなんかはよく薬屋さんで見かけます。 お値段が高めですが・・・ あと、色々肌質があるとは思うのですが、 アレルギーをお持ちの方や、敏感肌の方は 今まであげてきたものでは安心して入浴できませんよね? 究極の精油の入浴時における安全かつ安価な 取り入れ方は広口瓶に熱めのお湯を入れて、 精油を入れ、お風呂の隅に置くことではないでしょうか? これなら、肌に触れることもなく、 入浴中は面倒でも、瓶を鼻先に近づけて 効能を取り入れてみてはいかがでしょうか? 瓶の中のお湯がぬるくなってきたら、 ふたをして、桶の中にお湯を貼り、入れておいても 良いでしょう。 もう一度ぐらいならば香りが上ってくるのではないでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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