カテゴリ:OSHO
37. SLOWING DOWN(スローイング・ダウン) 「禅を歩く、禅を坐る」 どんな動機もなく——とくになにかのために坐っているのではなく、なにもせずにただ坐っていることがいかに素晴らしいか、どれほどくつろぐものか、どれほど安らぎに満ちたものか、それを楽しみながら……。 解説: 「虹の騎士(ナイト)」は、まさにこの亀のように、どこに行こうとも私たちはわが家とともにあることを思い出させてくれます。急ぐ必要はありませんし、ほかのどこかに隠れ家を探す必要もありません。感情の水の深みに入っていくときですら、私たちはみずから満ち足り、執着から自由であることができるのです。 あなたには今、これまで自分やほかの人たちに抱いていた期待をすべて手放し、これまでずっと抱いてきたに違いないすべての幻想の責任を取る用意ができています。まさに今、自分とは誰なのかというその豊かさの内にひと休みすること以外、なにもする必要はありません。たとえ欲望や期待や夢が色あせて消えていっても、その方がずっといいのです。 それらが消えていくことによって、静けさ、そして、そこにあるものを受け容れるという、新しい質のための場所がつくられます。そして、あなたは以前にはとてもできなかったようなやり方で、この進展を迎え入れることができます。 スピードを落とす(スローイング・ダウン) ということの質、休息し、自分はすでにわが家にいることを認めるという、その質を余すところなく味わいましょう。Copyright © 2012 Osho International Foundation
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July 7, 2025 09:43:47 PM
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