皇帝ダリア(その2)
去年からある皇帝ダリアが一月くらい前に芽を出した。その芽が伸びて、20cmくらいになった或る日、女房にど怒られた。アンタガ踏んだんでしょう、という。何がなんだか分からないので庭に出たら20cmの皇帝ダリアが根元で折れている。しかし、良く観察すると、踏まれて折れたのではなく、根元付近が茎の75%くらいが無くなっている。何かに食われたらしい。付近に蟻が沢山おり、女房は蟻の所為だというが、蟻が植物を食うとは思えない。ナメクジみたいなものではないかと思う。いずれにしても、これはどうしようもないので、支柱を立てて、兎に角まっすぐにしておいた。それから1ケ月、なんと、皇帝ダリアはもう50cmくらいになり、茎の太さも20mmくらいに太くなった。75%も食われた部分は土の中にしたので、今どうなっているか見ることができない。このままどんどん大きくなるのを祈るばかりである。