太陽光発電・・・投資はリターンしているか?
結論から言うと、リターンしていません。6年間の実績:発電量 32,703 kWh消費量 21,699 kWh売電量 25,321 kWh買電量 14,317 kWh自給率 150%私が契約したのは売電価格48円の時だったので、売電金額は約120万円となる。さらに、消費したけど、発電でカバーした分が7,382kWhあり、我が家の電気代はkWh当たり26円なので、約19万円分支払金額が少なくなっている。総計139万円リターンしたことになる。これが10年続くので、10年目たつと232万円リターンする。一方、投資金額は300万円で、国の補助金が30万円あったのでネット270万円。その差額38万円は損ということになる。10年目以降、上記と同じとすると、もう買取は無いので、消費電力のうち発電でカバーされる分だけリターンとすると、円間3万円くらいのリターンなので、さらに10年ちょっともってくれると漸くチャラになる感じ。なかなか、投資を回収できたとは言いにくい。最近、メガワット取引とか、Home energy Management systemとかで電池に電気を蓄えて利用するシステムの宣伝が盛んだ。その投資金額は250-400万円位だそうだ。我が家は既に太陽光発電パネルはついているので、電池だけ買ったとすると、その回収はどうなるか?上記と同じ場合、年間3,500kWh消費したとすると、その電気代は3,500x26=91,000円。投資250万円として、回収に27.5年かかる。一方、発電量は約5,000kWhなので、それを全部使ったとすると、年間電気代130,000円。回収年月19年ちょっとということになる。やっぱり、リターンはなかなか難しいですね。最近は新築の時に、ソーラーセルとバッテリーをセットでつけるようになっているそうだが、この場合には新築投資をこみで割安になっていると思われるし、家の代金3,000-4,000万円に数百万円プラスで電気代掛からない家に住めるということになるので、それだけの価値があるように思われる。後付けではなかなかメリットが出ないですね。