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カテゴリ:今日は社会派!
今日は朝から6時間もぶっ続けで論文を書いた。
定年になる少し前から、一つ自分で決めたことがある。『学会で口頭発表することは止めにする。ただし、論文は書く。』 いつの頃からか、多分1980年代から、国内、国際学会の会議が随分増えた。大学の先生たちは、有名にならないといけないので、せっせとこれらの学会に出席し、発表もする。しかし、優れた成果がそんなに沢山出ることは無いから、オリジナルの発表は少なく、前に発表したことに一寸新しいことを加えて発表する。それには時間がかかる。 国際会議や国内の学会での発表といわゆる書き物の論文では、その価値に雲泥の差がある。 もちろん論文の価値が高い。 しかし、名前を売るためには国際会議に出席しないといけない。 私は企業の研究者だったから、大学の先生ほど名前を売る必要は無かった。それでも、若い頃は一生懸命口頭発表をした。 定年近くになると、体力も落ちる。若い人のように、長時間集中した仕事ができない。それなら、名前を売るための口頭発表はやめて、論文だけにしようと思った。 それに徹してみると、このやり方も悪くないように思う。 でも、これは年寄りだけに通用するやり方かなあ? 実力というのは、なかなか分からないからな! やっぱり、あっちこっちに顔を出す人がえらい人ということになる!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.12.05 09:40:32
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