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岩波新書「特捜検察」672円、読んだ。
この本は11年前に出版されており、その頃一度読んで本棚に眠っていた。 確か、その頃に下の娘が結婚して、旦那が検事になりたいといっているという頃だったと思う。 それはさておき、戦後の沢山の疑獄事件が題材にされており、政治家や官僚は実に汚いと実感する。 それにしても、検察の仕事、特に特捜は大変な仕事だ!! 最後の締めくくりの文章が良い。 ・・・・・だが、どんな場合でも彼らが誇っていいことが一つだけある。それは彼らが金銭や酒色の誘惑とは無縁であり続けてきたことだ。戦後の高度経済成長下で肥大化し、腐敗してきた日本の官僚機構の中で、特捜部は利権の手垢にまみれなかった稀有は組織だと思う。・・・ 少し古い本ですが、今読んでも十分に価値があると思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.01.16 08:18:37
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