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ジキルとハイドと言えば、二重人格の代名詞みたいによく知られています。
そのもとになった本があります。 ロバート・ルイス・スティーブンスン 著 夏来健次 訳 「ジキル博士とハイド氏」 創元推理文庫 500円+税 原書が書かれたのは今から134年前1886年だそうです。 創元推理文庫のこの本の初版は2001年です。 4月1日に「とても有名な著者や名作と言われる作品は往々にして知っているつもりでも原作を読んだことのないことがある。」という理由で、小泉八雲の「怪談・奇談」を読んだことを書きました。 ジキルとハイドもすごく有名ですが、やはり読んだことが無いと思って読んでみました。しかし、全体の真ん中過ぎるところまで読み進めたら、アレアレ読んだことあるなと思いだしました。でも、細かいことは何も覚えていません。それで、兎に角全部読みました。 ジキル博士は高名な化学者なのですが、若い頃から心の中に享楽(具体的にどんな享楽なのかは書かれていません)を好む悪い人間がいます。そして、享楽を楽しみたいという思いが年々強くなります。しかし、ジキル博士が享楽を楽しんでいることが他人に知られたら、ジキル博士の名前に傷がつき信用を落とします。 そこで、ジキル博士は自分の知識を使って、ある薬を飲むとジキルが別の自分ハイドになることができる薬を発明します。そして、ジキルは時々ハイドになって享楽の生活を楽しむのです。 時とともに、ハイドの力が強くなっていきます。そして、遂には薬を飲まなくてもハイドになってしまうということが起こるようになるのです。ジキルに戻るには薬を飲めばよいのですが・・・ 後は皆さん本を読んでください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.04.07 10:51:10
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