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昨夜9時半、一息入れようと思ってTVのスイッチを入れた。
たまたまチャンネルがBSになっていて、「キューバ危機」の場面が写った。 キューバにロシア(当時ソ連)から核弾頭付きのミサイルが持ち込まれているのをアメリカの偵察機が感知し、大騒動になったのだ。 当時のアメリカ大統領はケネディー、ソ連のボスはフルシチョフだった。 話がスムースにかみ合わず、一触即発の状況になった。 そして、沖縄にあるアメリカの核弾頭付き長距離ミサイル部隊に対し4発の核弾頭発射の命令が下った。 しかし、沖縄の部隊のある人がこの命令はおかしいと思った。 というのは、4発の内ソ連に打ち込むのは1発だけで、残りの3発の打ち込み先はソ連ではなかった。 それで、沖縄の部隊がアメリカの本部に問い合わせたところ、その命令は誤りであることが判明した。 一方、ソ連の大型潜水艦がキューバに向かっていた。 この潜水艦が核弾頭付きミサイルを発射できる。それを察知したアメリカの部隊が、潜水艦に浮上するように警告の爆弾を投下した。そして、ソ連に対しても警告の爆弾を投下したと連絡した。 しかし、ソ連の国内から潜水艦への連絡はいかなかった。 潜水艦の船長は潜水艦が察知された戦闘開始につけ、ミサイル発射の準備をしろと大騒ぎになった。 ところが、副艦長がおかしい。もし、アメリカが戦闘開始をするなら、この艦はとっくに攻撃されている。あの爆弾は浮上するようにとの警告だと艦長を説得。最終的に、その潜水艦はミサイル攻撃をやめて浮上した。 アメリカ側もソ連側も、もし、攻撃を中止するという判断をしていなかったら、世界は核戦争に突入していたのだ。 アメリカがキューバにミサイル基地が建設されつつあると察知してから、このソ連の潜水艦のキューバへの立ち寄り阻止、そして、フルシチョフがケネディーとお互いのミサイル基地の撤去に合意するまでの期間は僅か13日だった。 確かに、若い頃「キューバ危機」というのがあったよなあ・・・とは知っていたが、こんなに緊迫した状況があったのは初めて知った。 もし、核戦争になっていたら、コロナどころではないよな!!! 人類滅亡の1歩手前まで行っていたな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.09.20 09:20:00
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