2019/03/05(火)22:50
2011/10/10 下栗の里 [1]
2011/10/09 乗鞍スカイラインの続きです。
走行距離 32.45km
走行時間 02:53:45
平均速度 11.2km/h
使用車種 KHS F20-R
遠山郷走行マップ
昨夜は乗鞍スカイラインヒルクライム後の自動車での長距離移動でぐったり。まさしく泥の様に寝ましたが、おかげで体力と気力が復活。本日は遠山郷の中でも「天空の里」や「日本のチロル」と呼ばれる下栗の里へヒルクライムを行います。三日連続ヒルクライムという猿っぷり(笑)。エコーライン40km、スカイライン30kmと、往復の距離が短いので景色を楽しみながらの短時間ヒルクライムでしたから、体力は消耗していませんけどね。
日本のチロル「下栗の里」
標高800m以上に耕地や民家が点在する下栗の里。日本の原風景が残る場所と言われ、一度は見てみたいと思っていました。奥秩父の栃本も似た様な場所にありますが、こちらは斜面の切り拓き方が大規模です。
道の駅遠山郷。昨日は夜だったので、景色がわかりませんでした。綺麗なところですねぇ。
お約束の撮影。
08:35に出発。
和田大橋から遠山川上流方面。のどかな景色に癒されます。
国道152号線を北上します。国道152号線は東に3000m級の南アルプスと西に1800m級の伊奈山地に挟まれたV字谷を南北に走っています。実はここは中央構造線上にあり、その事実からも如何に険しい地形か想像できます。南北に山脈が走っている為、東西の交通が極めて不便。更に国道152号線は長野県の上田から静岡県の国道1号線、つまり海沿いまで250kmに及んでいますが、南は1000mの青崩峠、北は1300mの地蔵峠の不通区間があり(兵越林道、蛇洞林道により迂回)、南北の交通も厳しいのです。南アルプス、伊奈山地、青崩峠、地蔵峠に挟まれた隔絶された区間こそが、その交通の厳しさ故に秘境とされてきた遠山郷なわけです。口上が長いよ(笑)。
サカイ引越センターCMロケ地の手作り案内板を見つけました。「感動がエンジン篇」というCMの撮影が、ここの旧木沢小学校で行われた様です。下栗の里の映像も出てきます。
Youtube「いいなCM サカイ引越センター 「感動がエンジン」篇」
上村川の橋。名称失念。短い橋なのに意外に立派で、古さに味わいがあります。ここを渡るといよいよヒルクライム開始。
下栗の里への道。道の規格は林道レベルで危なっかしいですが、木漏れ日が綺麗です。
須沢の集落。斜面に貼り付いてますねぇ。
これはなんだろう…
と思ったら、個人用のモノレールの様です。だいたいの家に車道が接続されているみたいですが、例外もある様です。
道路脇に見かけたもの。蜂の巣箱でしょうね。
下栗の里は中根、屋敷、大野等にも集落がありますが、ここが中心の本村みたいです。この案内板の先に聖岳・光岳登山口『易老渡・便りが島』に続く道があり、そちらに屋敷等があります。次はそちらも見てみたいのですが、台風の影響で2013年春まで通行止めの様です。
そしてここから、天空の里らしく九十九折りが始まります。
下栗の里には最大斜度38度の畑があるそうですが、ここもかなりの斜面。奥に聖岳と兎岳が見えます。九十九折りでは何枚も写真を撮りましたが、基本的に同じ構図でした(^^;。
下栗の里案内図。集落の配置がわかりやすいです。ここは既に標高979mですが、まだまだ集落は上の方にあります。
この案内板もわかりやすいです。いつか聖岳とか登りたいですねぇ… そんな技量が身に付く日が来るのかしらん。
九十九折りを上りきり、10:57頃に食事処のはんば亭に到着。ここは地図を見ると「半場」という集落があったみたいで、そこからお店の名前が付けられた模様。お昼には少し早いので、先に天空の里ビューポイントに行ってみることに。
天空の里ビューポイント入口。入口部分は軽自動車でも入れそうな程、広く整備されています。地元の方々が自ら整備されたそうです。
わかりやすい案内板。
ロープと柵のある登山道を進みます。歩きやすいです。
[2]に続きます。
[オリジナル投稿日 2012.08.23 22:43:25]