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2012/08/26 金峰山登山 [1]

登山(35)

   金峰山登山マップ  金峰山登山は2010年9月4日以来。縦走路を往復するだけの登山ですが、標高2600m以上は真夏の今からすると最高の避暑地です。そんなわけで前日の大弛峠ヒルクライムに続いての野外活動(笑)です。  早朝3:30に目覚ましが鳴って目覚めました。前夜は雲がかかっていて月しか見えませんでしたが、空には満天の星が輝いていました。凄い。感動です。前日の疲れもあってグダグダしながら着替えや朝食。管理事務所へ移動してトイレを済ませ、4:30をだいぶ回った頃に自動車を大弛峠に向けて出発。パワーがないので速度制限の30km/h程度の走行ですが、なかなか大弛峠に着きません。前日はよく自転車で上ったなぁと改めて思いました(笑)。  5:20頃に峠に着きましたが、長野側の道路もだいぶ下の方まで駐車されていましたので、引き返して山梨側に駐車することに。その方が帰る時楽ですしね。道路脇に停めるのは初体験ですので、他の大型乗用車が擦れ違えるか確認する為、しばらく様子見していました。大丈夫と判断して出発。大弛峠を発ったのは5:45頃。  しかしどうも体調が変です。開始早々いきなりの急登なので息が荒くなるのはおかしくないんですが、それにしても荒すぎます。でも前日の疲れのせいかと思って歩きました。  こんな普通の登りでもゼーゼー言っちゃって…  朝日峠に到着。  森林の中の道ですので基本的に眺望はないのですが、たまにこういうビュースポットが現われるので元気が回復します。  朝日岳直前の岩場からの眺望。ここは本当に格好良い場所です。  長野側パノラマ。  山梨側パノラマ。富士山と南アルプス。  朝日岳に到着。正直に言えば、今回はここで引き返すべきでした。明らかに体調が変ですし、復路を考えるとまだ全体の1/4しか歩いていないのですから。でも逆に言えば、あと1/4で金峰山というのが無理する原因なんですよねぇ。  朝日岳を過ぎると絶景のビューポイント。金峰山の五丈岩と奥に南アルプス。  しかしこの急降下のザレ場が怖い。  鉄山辺りは全く眺望がなく、体調不良の中ひたすら森を歩きます。救いは涼しいことと、木の香りが心地よいこと。シラビソの香りなんですかねぇ。  08:10、灌木を抜けると岩場の金峰山に到着。五丈岩のある山頂はもう少し先ですが、とりあえず森は抜けました。しかしこの時点で体調はボロボロ。腹痛はするし、腕が震え始めました。紫外線の強い陽射しの中、ヘタって座り込みました。  長野側には浅間山が見えました。  この岩の稜線を越えれば五丈岩です。  富士山には雲がかかり始めていました。  ここから最後の気力を振り絞って巨大な岩場を乗り越えて行きます。いや、前回来た時はこんなのを乗り越えるのは楽でしたし、初めての経験に笑いが止まらない程楽しかったのですが…  金峰山から瑞牆山、奥に八ヶ岳。  瑞牆山は本当におもしろい形ですねぇ。いつか登ってみたものです。  左奥に五丈岩の先端が見えてきました。が、もうここでダメ。先に進めなくなりました。ヘタりこみました。巨大岩をもう少し乗り越えれば 五丈岩ですが、それをやったら戻れる気がしません。しばらく休息して撤退。山頂で食べようと吉田のうどんのカップ麺と大量の水、そしてバーナーを用意したのに、荷物を抱えたのが無駄でしたorz  やっと灌木まで辿り着き、数十メートル下ると腕の震えが止まりました。体調不良による高山病? そこでまた休息し、もう一度登ってみました。灌木を抜けると腕が震えます。やっぱりダメです。下りなのに息が荒いのもおかしいですし。諦めて一刻も早く大弛峠に戻りましょう。    金峰山登山[2]に続きます。 [オリジナル投稿日 2012.09.04 21:47:58]

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