たーくん'sシネマカフェ
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たーくん.
いらっしゃいませ。初めてのブログで下手ですが映画が好きなかた・産地お取り寄せの食品を愛するかたは見ていただけると嬉しいです。コメントすると喜びます!
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この「接吻」。 話題になっていたようでしたが見送った作品。 実際、名画座ギンレイ・ホールに行ったら超満員御礼。 同時上映の「ラスト・コーション」は空いてました。 (フォローとして「ラスト~」は多くの劇場で公開していたこともあり 鑑賞済みの方も多いのでしょう) 監督・脚本:万田邦敏 脚本・万田珠実 出演:小池栄子、豊川悦司、仲村トオル、篠田三郎、大西武志、青山恵子 制作データ: 2006 / 日本(ファントム・フィルム) 上映時間: 108分 -あらすじ- 坂口は一家惨殺事件の犯人として自ら名乗りを上げ、テレビの生中継で自身の 逮捕劇を放映させた。 そのニュースを見ていたOLの京子は、坂口がカメラに 向かってほほ笑んだのを目の当たりにした瞬間、自分たちは同類だと直感する。 それまで孤独と絶望の中で生きてきた彼女は仕事も辞め、無我夢中で事件を 調べ始める。(シネマトゥデイ)
この作品、2度鑑賞しました。 一度ではわからないし、観たくなった。 好き嫌いがわかれるでしょうし、理解できないでしょう。 監督自身も理解されようとして作っているのではなくこういう形があることと 最後のシーンは観る人の想ったとおり様々なエンディングでいいらしい。 【今回はネタバレがありすぎなので注意して下さい】 平凡なOL京子は殺人犯に自分自身との共通性を見い出しして近づく。 同じ境遇・性格を知ってかアプローチの仕方も慎重。 最後の行動は相手が理想の道程を進んでくれない彼への憎しみではない。 「俺が死んだも(後を追わず)生きてほしい。」 「(俺は罪を犯したから死刑になるが)君は違うんだ。」 つまり、君と境遇や性格は似ているかもしれないが 君は、普通の生活をしてこれからも長く生きてほしい。ということ。を説かれ 私も彼と同じだという照明のための行動と彼に同化して同じ世界に行こうと いたのかもしれない。 最後の「キス」だけは理解できなかった。 観た人が想ったとおりと言ってもわからない。。 パンフレットやインタビューで、途中でわからなくなり生きたかったのでは。と。 殺人犯、それを見守る女、その弁護士。 これはいろいろなものを超越したラブストーリーなのかもしれません。 または人によって社会に適応できないマイノリティの反骨精神だけで 済ませてほしくない。 トヨエツのときも?と思ったけど小池栄子の魔性のスマイルには とても惹きつけられてしまう。 坂口と京子が偶然かもしれませんが「HAPPY BIRTHDAY TO YOU」を 歌う意味は「生まれ変わる為の」儀式なのかもしれない」という記事を読んだ ときは、うーんと頷いてしまった。 この作品は次元の違う人たちの話ではなく、関心をもたれていないと思う人たちの 一面を垣間見ることができる。 難しい内容でもなくでも一環して緊張して観ることができる。 それが映画を観てる心地よさと醍醐味がある。 またしばらくしたら観たくなる作品です。 何度観ても理解できないかもしれない。 何度も観て雰囲気が変わる作品を味わってほしい。 【公式HP】 小池栄子に(良い意味で)やられました。 ★★★★☆ (★5つ満点:★1点☆0.5点) 接吻 デラックス版 / 小池栄子 たーくん's シネマカフェ
MOOSIC LAB『いいにおいのする映画』@新宿… 2015.08.21
『アヒルの子』@UPLINK 2010.09.16
黒澤明『赤ひげ』@新文芸坐 2010.07.17 コメント(6)
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