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テーマ:試写会で観た映画の感想(678)
カテゴリ:日本映画
京橋の映画美学校試写室にて「ラストゲーム最後の早慶戦」鑑賞。
建物が年代物。この作品(戦時中の話)を観るにはいい感じでした。 (C)2008「ラストゲーム 最後の早慶戦」製作委員会 監督:神山征二郎 脚本:古田求 歌:鬼束ちひろ 出演:渡辺大、柄本佑、和田光司、脇崎智史、片山享、中村俊太、柄本明、 藤田まこと、富司純子、石坂浩二 制作データ:2008 / 日本 (シネカノン) 上映時間: 96分 -あらすじ- 戦況が悪化する1943年、学生に対する徴兵猶予が停止され、東京六大学野球が 中止に追い込まれる。 学業なかばに徴兵されてゆく若者たちに最後の思い出をと、 慶應義塾塾長・小泉(石坂浩二)は、早稲田大学野球部顧問・飛田(柄本明)に 早慶戦を申し込む。この申し出は、両大学の学生たちに大きな希望をもたらすが…。 (シネマトゥデイ) 野球にかける情熱が人一倍熱い大学野球部の監督と部員たち。 敵国の国技のスポーツだからと非難されたようだが、ある意味 野球とベースボールは違うように感じる。 飛田監督は、本当に野球が好きだったことと団結力、協調性も 生まれるスポーツであることに信念をもっていた。 この試合もほぼ無理に近い状況を動かした「ある学生の兄の戦死」と 学生も徴兵されることから突き動くことになる所は見どころ。 戦中の想いが見え隠れしているところも。 舞台挨拶(+ティーチイン)で原作者の言葉から泣かせるツボがたしかにあって 涙は出なくてもよかったなぁって思える箇所があります。 特に、富司純子さんはしゃべらなくても味があって良かったです♪ 試合もその時の持っている力を出し合っていて結果ではないと感じました。 個人的に残念なことは大袈裟な効果音が何度かあったこと。 それすら不要でシンプルに見せたほうがよかったと思い残念。 舞台挨拶や資料でわかったこと。 ・戦中はプロ野球より大学野球のほうが人気があったこと。 ・当時の野球選手の体格はよかったこと。 ・戦中を意識させるため当初、冒頭に戦争のシーンがあったことが省略。 ・春に最初の試写を早稲田大学の大隈講堂で行われたこと。 ・野球の道具一式を空襲のたびに防空壕へ運んで解除後外へ運んだ。 ・終戦後すぐ1945年秋にその道具を使用しオール早慶戦が行われた。 ・早慶戦の観客役に坊主や短髪の若者を探すのが大変(高校野球部はNG) 【公式HP】 ★★★☆ (★5つ満点:★1点☆0.5点) 学徒出陣最後の早慶戦 1979年のテレビ東京のドラマでも同様のお話がありました☆ 英霊たちの応援歌 最後の早慶戦(DVD) ◆23%OFF! 映画館での割引き情報! 1)「中高年友情プライス」 高校生友情プライスは、高校生3人以上集まると一人千円になりますが これは「50歳以上の男女3人以上」で来場した場合、一人千円になるようです^^ (よく考えると60歳以上は自動的に千円だから50代の方の適用ですね。 3人以上適用するため60歳以上も必要なときもあるでしょうね^^) 2)「野球ユニフォーム着用割引」 その名のとおり、野球のユニフォームを着ていけば千円で鑑賞できます☆ ※ これを機会にふだん映画を観ない方も鑑賞されるといいかもしれません♪ たーくん's シネマカフェ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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