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テーマ:映画館で観た映画(8310)
カテゴリ:日本映画
池袋・文芸坐にて鑑賞。
黒澤明監督の特集で約20間、日替わり上映。 黒澤作品を1本通してきちんと観たのは本日が初めて。 「赤ひげ」鑑賞。 黒澤明DVDコレクション::赤ひげ 監督: 黒澤明 原作: 山本周五郎 脚本: 井手雅人 、小国英雄 、菊島隆三 、黒澤明 出演: 三船敏郎、加山雄三、土屋嘉男、江原達怡、三戸部スエ、頭師佳孝 製作年度: 1965年 上映時間: 185分 製作国 : 日本 配給 : 東宝 -あらすじ- 江戸時代の小石川養生所を舞台に、そこを訪れる庶民の人生模様と通称赤ひげと呼ばれる所長と青年医師の心の交流を描く。長崎で和蘭陀医学を学んだ青年・保本登は、医師見習いとして小石川養生所に住み込むことになる。養生所の貧乏くささとひげを生やし無骨な所長・赤ひげに好感を持てない保本は養生所の禁を犯して破門されることさえ望んでいた。しかし、赤ひげの診断と医療技術の確かさを知り、また彼を頼る貧乏な人々の姿に次第に心を動かされていくのだった……。(allcinema ONLINE) 黒澤の映画に対する何から何まで徹底ぶりと映画を愛する気持ち、 三船ほかキャストの現代の役者にはない、映画にぶつかっていく演技。 あー、求めてる映画ってこんな感じ。 この頃(1955年)でも、日本の映画の衰退を危惧していた黒澤監督。 大金をかけなくても、いいものはできますが 細部まできちんと「映画作品」をつくることは 大事なことだと感じます。 185分の中に、赤ひげ先生と赴任してきた若造をベースに そこへ集まる人々とのいくつもの人間ドラマ。 医療と教育・政治に対する風刺やメッセージも込められている。 三船の穏やかで貫禄のある演技と、子役の盗人・長次(長べえ)の演技も 素晴らしく光っていた。 まぁ、2日リハーサルで1日本番で1年以上製作していたのだから、 執念といえるでしょう。 この作品。途中休憩があります。 長いですが観る価値のある作品。 どうかスクリーンで味わっていただきたい映画。 この後も「クロサワ映画」をスクリーンで堪能したいと思います♪ ★★★★★ (5つ満点:★1点☆0.5点) 長時間ですが必見です! たーくん's シネマカフェ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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