2006/12/05(火)16:03
おいしい関係
料理本を出版する男性も少なくないこの頃この頃ですが、この男性の書いた本は一味違います。
台湾のF4 ケン・チュウ(朱孝天)の料理&エッセイ集(日本版)です。
この本で紹介されている料理はいわゆる美食メニューではありません。
料理はいたってシンプル。
難しい下ごしらえ不要の普段の家庭料理。
塩のみで味付けしている料理まであります
中華料理=複雑な味のハーモニー いう思い込みを見事に打ち砕いてくれました。
もちろん、うまみ調味料は一切使用しません。
なのに・・・美味しい。飽きない。
冷蔵庫の残り物で調理するのが得意な孝天にならって、
お買い物に出るのが億劫だった日に、冷蔵庫の中のものだけで作ってみました(^^)v
***トマトと卵の炒め物***
この料理は11月25日パシフィコ横浜でのファンミで孝天がファンの一人に指導した一品。
万能ねぎをきらしていたので、普通の白ねぎで代用。
この料理、他の料理本のレシピで作っていたのですが、その時は胡麻油、鶏がらスープ(または中華味)でしっかり味つけしていました。
その味に慣れている家族には物足りないかな~と心配するも杞憂に終わりました。
塩のみなのにお味はグー
***ニンジンの細切り肉炒め***
前日の残り物の豚肉がちょうど100グラムくらいあったので。
あとは常備野菜のニンジンとにんにくがあればOK
これも万能ねぎの代わりに白ネギ使用。
塩と醤油のみでの調味です。
でも、たっぷりにんにくを入れるからか?風味がよくてニンジンの甘さが生きたお味です。
シンプルで飽きのこない、なんとも懐かしいような味付けです。
足し算の調味方ではなく引き算の調味、といった感じ。
正に目からうろこの料理本!
オマケに男前孝天の考え方がよく伝わってくるエッセイと孝天撮影の写真まで見られます。
シンプルな味付けには良い塩が大事!
沖縄の雪塩を使用しました。