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スパルタについてもっと知りたい人はここを読んでみてね


最近、めっきり映画なんて観てなかったんだけど、この３連休でちょっと時間が出来て借りたのがコレでした。
昨日夜中に観てしまって、こんなの夜中に観るんじゃなかった～、と観てから思いました。あはは。

ちょっと前に、「世界ふしぎ発見！」（この番組好き＾＾）かなんかでスパルタの事をやっていてこの映画のシーンが使われていたのが印象的で借りてみたところなのですが・・・。

前評判はあんまり良くなかったんですね。知らなかった。
確かに、史実からはかけ離れた部分がありますね。＾＾；
元がコミック（？）だから仕方ない部分もあると思うのですが、イラン政府がイラン人の先祖であるペルシア人を激しく冒涜しているとして非難しているらしいですね。＾＾； まぁ、確かに、って部分もあります。
しかも、これR15なんですね。観るまで知らなかった～。
だって、スプラッタばっかりでお子様にはとてもお見せできないですものね。
そんなのを夜中に観てしまって、うわ～、と一人思っていました。

何か心に残る、とかそういう類の映画ではないですが、観ていて面白かったです。
映像と、それにかぶさってくる音楽が良かったです。戦いのシーンばかりで時間が長いかと思うかもしれませんが、割と気にならなかったです。スパルタ兵の戦闘ぶりは鮮やかで、痛快。立ち回りなんかは、おお、まるでこれは時代劇にも通ずるところがあるぞ、なんて思いましたね。
単純に、厳しい環境で鍛え上げられた男の肉体、強靭な精神はカッコイイ！と思いました。
もう、これは信仰の領域のようで、そうでなければ、あんなクレイジーにはなれない、なんて思いました。
う～ん・・・でも、なんか北斗の拳を見ているような気分になりました。（笑）
殺戮シーンの連続ですが、CGガンガンに使って、綺麗に（？）処理されていることもあってか、グロくて途中放棄、という事にはなりませんでしたし。＾＾；

娯楽映画としては楽しめる映画だと思います。血がダメな人は見ないほうがいいかもしれません。

でも、もう少し史実に近づけ他方のが良かったんじゃないかな～なんて思いました。コレだけ観たら、スパルタってすげー！としか思わないんじゃないか、と。
テルモピュライの戦いでレオニダス率いるスパルタ兵がペルシャ軍を食い止めた事がサラミス沖の海戦での勝利に繋がった事、などこの戦いの重要性も含めて欲しかった気がします。
戦い方も、あそこまでスプラッタなら、もっとねちっこく、槍が折れると剣で、剣が折れると素手や歯を使い、全軍が玉砕するまで戦った、とあるような描き方をして欲しかった、なんて思ったりもしました。

寝る前に、息子のすやすやと寝入っている顔を見ながら
「お前は、スパルタ人に生まれなくてよかったな～」
と思いました。（笑）
う～ん・・・もしかしたら即行アポテタイの淵に投げ捨てられたかもしらないもんね～。
こわっ！

とってもうちにはスパルタ教育は無理でっせ！（笑）