元ナース 只今専業主婦の戯言(22) ~恐い食生活~
「元ナース 只今専業主婦の戯言」 最初から読みたい方はこちらこれは就職してからのお話です。もう少し後で書こうと思っていたのですが、血液さらさらネタを書いてのでタイムリーなお話かなぁ・・・と思って今日書く事にしました。「恐い食生活」私が新卒で勤めたのは総合病院の一般内科病棟でした。大学病院のように細かくは分かれておらず、神経内科・循環器科・呼吸器科・内分泌科・血液内科・腎臓内科が一緒になっている病棟でした。なので、最初は勉強ばっかりで苦労しました・・・。しかも、得た知識は広く浅くでイマイチ深くは学べなかったな・・・と思うこのごろ・・・。そんな病棟で働いていた時、30歳の脳梗塞の患者さんが入院してきました。仕事中に、突然倒れたとの事。麻痺が強く、全介助でないと無理な状態でした。それにしても30歳で脳梗塞で倒れるなんて・・・・。確かに血管が詰まってしまいそうな体格で体重は余裕で100キロは越えているように見える。まぁ、でも若いし、急性期を脱したら何とかリハビリで社会復帰も出来るだろう、とみんながそう思っていた。ところが!入院したその日の深夜帯に急変し亡くなった。なんとあっけない事だろう。まだ幼い子供と若い奥さんを残して、早すぎる旅立ちだ。その亡くなり方に首を傾げるしかない医師は家族の同意を得て解剖する事に・・・。そこで分かったのは、腹部大動脈破裂でした。その結果にスタッフもびっくりでした。その方は営業マンで接待で外食が多く、また、もともと極度の偏食があったそうです。家族からの情報収集では肉ばかり食べて野菜をほとんど食べないとありました。そうなんです。その長年培われて来た偏食が原因なのです。肉ばかりの偏食で血液はドロドロになっていたのです。全身の血管は動脈硬化が極度に進んでおり、その結果脳梗塞に。そして、その極度に進んでいた動脈硬化は破裂までしてしまったのでした。血管年齢は実年齢の倍、もしくはそれ以上だったのでしょう。硬くて、敗れる寸前のボロボロの血管だったのです。そこまで動脈硬化も酷くなければ命は助かったのだろうに・・・・。食生活は自分の命を守るもの。厳しく言えば自業自得なのです。そして、家庭を持っているものならば自分の命は家族を守るものでもあります。幼い子供を残して先立つ事は無念でしかないでしょう。本当に血液ドロドロは恐いんです。ただ口先だけで恐いと言っているのではないんです。私もですが、皆さんも食生活に自信のない方は是非見直してみて下さい。そして血液サラサラになって体の内側から真の健康を手に入れましょう☆ サラサラレシピで毎日お料理☆旬の季節到来だね。さかな・さかな・さなか~♪