私の音楽的生活

2006/07/07(金)22:52

勇気ある反逆者

政治・社会(90)

昨日だったと思うが、TVニュースでやっていた。 アメリカの日系3世のワタダ陸軍中尉という人が、イラク戦争への派兵命令に従わなかったということで罪に問われているという話だ。 彼は「イラク戦争は違法行為」と断定し、イラク戦争への参戦を拒否しているという。 アメリカでは賛否両論らしいが、支持者の輪も広がっているようだ。 彼の両親は「息子を誇りにしている」と語っていた。 純潔のアメリカ人ではなく、ただでさえ差別にさらされかねない日系人の立場である彼が、イラク戦争への異議を唱えることはとても勇気が必要だったに違いない。 最近は嫌なニュースばかりで気分が暗くなるばかりだったが、久々にさわやかなニュースを見たな、という思いだった。 彼は軍の規律に反したということで、軍法会議にかけられ、刑務所に送られる可能性が高いという。 しかし、自分の思想信条を何者にも支配されないというのが、アメリカの自由だったのではないだろうか? もし、彼を罪に問うなら、もはやアメリカの自由も民主主義は地に落ちたというべきではないだろうか? 本当に罪に問われるべきは、国家的陰謀によって大量殺人を行ったブッシュだろう。

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