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去年の夏頃、渋谷駅構内にサルが逃げ込んだ事がありましたよね?
温暖化が原因で山から下りてきてしまったのだとか、ペットが逃げたのだとか、色々とニュース番組を賑わしていました。 結局のところ、あのサルはどこから来て、そして捕獲できたのかどうか。 その後の行方は分からないまま、興味も薄れてしまい、いつの間にかフェードアウトしていましたが…。 先日、飲みに行った先で、興味深い話を聞きました。 話の主は飲食の事業に携わっている方でしたが、あのサルは食用で、麻布界隈の某有名シェフの高級中華料理店から逃げてきたというのです。 中華料理には、生きたままのサルを気絶させ、頭蓋骨を割って、脳みそを食すという料理がありますよね。 殺してしまうとたちまち鮮度が落ちてしまうので、生きたままの状態にしておくのがポイントなんだそうです。 その日が近づくと、さすがにサルにも分かるんでしょうねぇ…と、その方は仰っていました。 おそらく、クローズな顧客限定の、大変高価な裏メニューなのでしょう。 でも、有名シェフのいる日本の中華料理店で、そのような料理をメニューに載せたら、動物保護団体からクレームが付くだろうし、世論もタダじゃおかないでしょうから「わたしのサルです!」なんて名乗り出たりはしないでしょう。 食用サルはその辺ですぐに調達できるものではないでしょうから、捕獲するのか買うのか知りませんが、いずれにしろそれまでは餌を与えて、大事に育てるわけですよね。 情が移ったりしないんでしょうか。 ましてや形相が人間に近く、思考力も感情もある動物と接していたら、「そんなことはやめよう」という気にならないのか。 と、はじめは思いました。 なんてヒドイんだろうって。 でも、だったら牛や豚だってそうですよね。 そこで、サルとは頭脳の優劣があるから、なんて理屈はおかしい。 どこまでが優でどこからが劣なのか。 私は、思考力も感情もある鯨を「かわいい」と思っても、鯨を食べる。 そのことについて他人からとやかく言われる筋合いはないと思っています。 でも、サルの話を聞いたとき、私の常識になかった事柄だったから、ショックで受け入れ難かった。 猫を食べる国がある。 犬を食べる国もある。 自分の文化にないから、はじめは理解できない。 でも、結局どれも、なにも違わない。 捕食とは、常に残酷なものです。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.29 23:29:14
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