2008/06/18(水)19:05
スイカの躍り食い。
夏が来れば 思い出す
スイカの乱切り 躍り食い♪
その昔。
長野に居た頃、男友達の家へ遊びに行くと
玄関先に巨大なスイカがゴロゴロゴロ。
ナニコレ?
と思っていたら出てきたお父さんが言った。
スイカ喰ってけスイカ!
黄色いスイカだよ!
黄色い種なしスイカだよ!!(注1)
夏ですね…。
父さんスイカ屋?種なしってどーやって増やすんだろ??
とか、あたしがふにゃふにゃ言ってる間に
ガガッと2つの巨大スイカを抱えた父上は家の中へ。
友人と一緒に居間へ入ってタタミに座る。
この時点でちゃぶ台を囲んでいるのは
あたし・友人・父・友人の妹・弟・弟のヨメの6人。(弟は18歳で結婚。)
父がガガッとスイカ割りみたいなイキオイで
スイカを切る。
そこへ「あらコンニチハ~♪」と、手ぬぐいを抱えて
元気に登場した母が、すかさず全員に抱えていた手ぬぐいを
ポイポイポイっと1本づつ投げる。
ぜつみょ~~。
しかしこの手ぬぐいはナニ??
そうこうしているうちに皿も置かずに
ちゃぶ台の上に赤や黄色のスイカが並ぶ。
ソレをあたし以外の全員がタオルで口をぬぐいながら
かぶりつく。
おぉ。
なんてワイルドな!!
手ぬぐいの使い道を把握したあたしも
おんなじ様にかぶりついてみたんだけど、
いまだかつてあんな豪快なスイカの食べ方は
した事が無かった。(お育ちが良いので。ほほほ。)
これがスイカにまつわる衝撃的な夏の想い出。
後にも先にもあんな風にものスゴイ量のスイカ(しかも冷えてない)を
食料難民みたいに貪り喰うなんて事はもう無いと思う。
夏だな…。
この話をすると、カブトムシ並にスイカ好きな兄は(注2)
やたらに羨ましがって必ずこう言う。
「いいなぁ!!オレもそのウチの子になりたい!!」
ちなみにその友人の父は趣味でスイカを作っていたらしい。
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注1・種なしスイカ
多くの種子を含むスイカの果実が種子を生成しないように処理されて出来たもの。
スイカは本来二倍体である(染色体数2n)。二倍体スイカを発芽後にコルヒチン
処理し、倍加させ四倍体(4n)にする。四倍体の雌しべに二倍体の花粉を授粉させ、
三倍体(3n)の種子を作る。この三倍体を育て結実させると、種子が正常に発育し
ないため、種子のないスイカができる。
現在は栽培に手間がかかること、食味などがやや劣り消費者に好まれないことから
生産は非常に少ない。新しい育成法も研究されている。(by-Wikipedia)
注2・カブトムシにスイカ
スイカは水分含有量が多過ぎる為、カブトムシが下痢をして寿命が短くなります。
と言うのは半分ウソで、スイカはほとんどが水分だから、スイカよりは栄養価の
高い昆虫ゼリーを与えましょうってゆうハナシ。
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そう言えばカブトムシで思い出したけど、随分前に
オオクワガタを育てた事がある。
大阪の知人に雄雌二頭の幼虫を貰って、菌糸瓶で大事に大事に
蝶よ花よと(クワガタだけど。)育てた。
通常の菌糸瓶よりはるかにバカでかいケースで育てれば
通常よりはるかにデカイオオクワガタに育つはずだ!と、
素人丸出しの方法で、温度管理だけは完璧にして育てた。
結果は…まぁ、
ふつう。
普通サイズのオオクワガタでした…(遠い目。)
ガタ子と命名。「黒い宝石」と呼ばれるだけの事は有る見事な光沢。
思うんだけど、ゴ○も、クワガタやカブトも、大差無くない?
今、うちのベランダではアゲハがサナギになってて、こちらも
大事に育ててる。同じ昆虫なのに、ましてやゴ○は蚊みたいに
刺したりもしないのに、毛嫌いされるのはナゼー?
うちの主人も例に漏れず見つけたら即、掃除機で吸い取るか
殺虫剤かけるかしてる。
あたしはソレがゲせない。
大事に飼われる昆虫とゴ○。同じ命なのになんだこの差は。
そんなワケであたしは無駄な殺生はしたくないんでした。
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