2011/04/01(金)18:46
キアゲハ飼育。vol 8-前蛹から蛹へ、最後の脱皮。
10数年前に育てたキアゲハの写真を発掘しました。フィルム一眼なので
写真は色あせていますが、色あせない蝶へのキモチを少しずつ綴って
います。過去記ですが羽化までどうぞお付き合い下さいませ。
前回から随分すぎてしまいました。2月に「艶やかな蝶の翅が見たいぞー。」と
言って書き始めたのに、すでに今年初アゲハは羽化して飛んで行きました。
こちらのキアゲハはいつ羽化するんでしょうね。
・・・・・・・・・・・・・・・・
キアゲハ幼虫(というか、もっとビミョーな状態)の写真付き。
苦手な方はご注意下さい。
というか、ほんとに注意して下さい。苦手じゃなくても「ぅわー」かも。
とか言うとコワイけど、大丈夫。キミならイケル。(←どっち?笑)
キアゲハ飼育。vol 8-前蛹から蛹へ、最後の脱皮。
前回、前蛹になったキアゲハの幼虫。「次回、脱ぎます。」と言ってましたね。
言ってました。
では脱ぎます。
幼虫時代の皮を脱ぐべく背中が割れ、まだ柔らかい蛹が出てきます。ほんの24時間
ほど前まで「幼虫」だったのに、その中身は確実に「蛹化」しているこの不思議。
頑張ってます。
休憩。
頑張ってます。
完了。
脱いだ皮は、ほんとは下に落ちるのだけど、この時は落としきれずにしばらく付いたまま
でした。お尻も糸で固定されているのに、なぜ抜け殻がちゃんと落ちるの?と思われます
が、蛹のお尻部分には懸垂器末端(けんすいきまったん)と呼ばれる鉤群(こうぐん)が
有ります。抜け殻を落とす時は瞬間的に糸座からお尻(懸垂器末端部)を離し、幼虫時の
皮を落とした後、再び鉤群を糸座にこすりつけて再固着するんですね。凄いですね。
お疲れ様でした。
脱ぎたてはまだ柔らかいですが、数時間で蛹らしく固くなります。で、この
蛹化したばかりの蛹の内部。まだ神経と呼吸器以外の組織はドロドロに
溶解しているそうです。ここ、何度書いてもコワイですね。
そしてつづく~。
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