2013/03/14(木)18:33
アメンボ?似て非なり。-羽化編-
去年の秋に、蓮タライにボウフラが湧いた。刺す蚊(ヒトスジシマカとかアカイエカ)
だったらヤだなーと思いつつ、時期的にもう長袖だったし、羽化しても特に問題無さそう
だったので放置した。時々水面を揺らすと蜘蛛の子を散らすように一斉に沈んで、
19秒後にまた浮いてくるのが面白くて(面白いよ!)時々観察したりして。
ボウフラの呼吸は19秒が限度か。北島康介みたいな肺活量のヤツは
おらんのか?とかくだらない事を考えつつ散らす楽しみ。(楽しいよ!)
そんなある日の事。ボウフラは脱皮を繰り返し、蛹になった。蚊の蛹はオニボウフラ
(「鬼孑孒」何度書いても「孑孒」ってナゾな字!)と呼ばれる丸っこい不思議な形を
しているんだけど、さらに数日後、無事に羽化した。
抜け殻はエビっぽい。約1cmのミニエビ。
エビ。
もしくはシャコ。
シャコ。
ほらね。
これは足立区生物園のシャコ氏。生物園には相変わらず通ってます。
それにしてもシャコって見れば見るほどナゾな生物です。
キシシシ
とか言いそう。で、羽化したユスリカですが、刺す蚊ではなく刺さないユスリカだった。
蚊も、刺すのは卵を産むメスだけなのだけど、以前友人に「蚊はメスしか刺さないよ。」と
言ったら「えっ。うちの旦那も刺されるけど…。女性的だからかな?」と言った。違う。
メスの蚊しか刺さないんだよ!
「だから室内に蚊が入っても、オスだったらほっといて平気だよ。」と教えてあげた。
けど、オスメスの見分け方、私知らないわ。強いて言えば下の写真のように、いかにも
刺しそうな口吻を持つのがメス、刺す必要のないオスの口吻は二股に分かれてたり
「オレは刺さないよ。安心して無視して下さい。」と言わんばかりに「刺せない形状」を
している(写真下参照)。
そんなわけで刺す必要のないユスリカだけどなぜだか刺す気満々の口吻を持つ
このメスはアビシニアン色の背中が可愛い。しかも猫毛的やわらかなうぶ毛。
私は猫の次に昆虫のうぶ毛が大好きです(←変態)。
にゃー。
メス。
オス。
「吸う」「刺す」を放棄した潔い形状の口吻を持つオス。↑
ヌカカカヵッ
にゃおん怪獣が狙っています。運命やいかに。
続くー。
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