ひまわり組は12名で、先生は4人。
4人の先生の中で大学出たばかりのフレッシュマン“は~先生(仮名)”が
ましゃの担当です。
少し先輩格ですらっと背が高い美人の“ほ~先生(仮名)”と一緒に
雨の中来てくださいました。
玄関にはこぅちゃんの脱出防止のためにベビーゲートがしてあるので、
それを乗り越えてリビングに入っていただきました。
こぅちゃんと遊んでいたましゃは先生お二人を見て
きょとん?とした顔をしていました。
ちょっと照れたような顔もしていましたね~。
で、先生に準備していたお菓子とお茶をお出しして
家庭訪問スタートです。
ちなみに、用意しておいたお菓子はこちら。
鯉のぼりとお干菓子です。
約3週間たった園での生活はいかに?
<先生からのお話し>
・母子分離に関しては最初から問題なく、スムーズにまったりと過ごしています。
→場所みしりや人見知りがない子なので、予想通り。
・朝の会や保育、給食などという園での生活スケジュールもなんとなく理解したようで、
次の行動に促すとすんなり動いてくれる。
・朝の会などで歌を歌ったりすると体でリズムを取ったり、手を叩いたりして
楽しそうにしている。
・椅子に座っているのが長時間になると姿勢保持が難しい(崩れる)時がある。
体調の問題?
→園での生活リズムに対応するのが思ったより早くてびっくり。
1年間、保育所で過ごしたのも良い影響だったのかな?
そして、姿勢保持が崩れるというのは身体的な特徴(心疾患ありで疲れやすい)でも、
障碍特性でもなく、単につまらなくなってきてだれているだけだと思う、と伝えました。
朝の会などでは子どもの名前を順番に呼んだりするので、
退屈になるんでしょうね。
まだ、「退屈だけど我慢してちゃんと座ろう」というところまで意識が働かないし、
基本的には寝転んでいたいというナマケモノなので…と伝えました。
先生の方に意識を向けるように働きかけます。と言ってもらいました。
・給食も必死になってくると左手で手づかみ食べになることもあるけれど、
「スプーンは?」とフォローすると気づいてスプーンで食べることができる。
硬いものや苦手なものにも少しずつチャレンジしていきたい。
フォークで刺すという動きも練習したい。
→お任せします~。
・あまり激しくないタイプのお子さん(年長の男の子)がましゃのことを
すごく気に入ってくれたらしく、朝の会などでは隣の席に座ったり、
自由遊びの時にはましゃのそばに来てまったりと遊んでいるようです。
ましゃも嫌がる様子はないし、仲よさそうに過ごしているようです。
→仲の良い子がいるのは喜ばしいことです。
先生からのお話しはこんな感じでした。
まぁ、予想通り。
<先生からの質問>
・心疾患があることで、園生活の中で気をつけることは?
→これからプールや上半身裸で外で水遊びなどがある場合には、
傷口が日に焼けないようにラッシュガードやTシャツなどを準備するので
着せて欲しいこと。
散歩や遊具で遊ぶ時など制限はないので、大丈夫です。
・就学まで2年ありますが、どういう風に考えていますか?
→地域への就学を希望していますが、ましゃの成長具合によっては養護も
十分視野にいれています。
今年度はK園に慣れることを基本にして、来年度(年長)には地域の幼稚園での
交流保育などで健常児のお友達との触れ合いも持っていきたい。
また、OT・STなどの訓練も受けているので、そちらも無理のない頻度で
大切に続けていきたい。
ということを伝えました。
就学に向けては経験豊富な園長先生や相談員の方がいらっしゃるし、
地域・養護それぞれに進まれた先輩ママさんたちとお話しする機会もあるらしいので、
それも楽しみです。
<こちらからの質問>
・とにかく、ましゃとコミュニケーションを取る方法を模索しています。
言葉・ジェスチャー(マカトン・手話)・絵カード、こだわりはないので、
何がましゃに向いているのか先生からも見極めて欲しい。
アドバイスが欲しい。とお願いしました。
小児科の先生には
「ウィリアムスの中でも言葉が出るのが遅いので、自閉症もかぶっているかも?」
という風に言われているけれど(確定診断ではなく)、
あの先生は誰にでも自閉症って言うから…っていうとほ~先生、苦笑い。
聴覚優位で視覚認知が弱いというウィリアムスと
視覚優位で聴覚認知が弱いという自閉症では
教科書的なところでいうと特徴は真逆な気がするので…
は~先生は保育の中でましゃをよく見て
どういう方法が向いているのか考えてみます。
と言ってくれましたので、お任せしたいと思っています。
1歳7ヶ月から母子療育に2年通い、去年1年間は保育所に通ったましゃ。
訓練に関しては10ヶ月から受けています。
でも、コミュニケーションを取る手段なんて全然教えてもらってませんでした。
ペクスとかテーチプログラム?とかなんだそりゃ?な感じ。
2年間の母子通園は肢体不自由児クラスだったから、
子ども自身に色々体験させたり、できることが増えるように…ということで、
コミュニケーションなんて二の次、三の次だったんですよね
クラスの目標が「体調を整えて元気に通園する」とかだったからね。
実際に、病弱な子も多かったから。
なので、ましゃ自身の成長ももちろんですが、コミュニケーションを取れるように
自分自身も勉強していきたいと思っています。と熱く語ってしまいました。
フレッシュなは~先生は時折ノートにメモしながら一生懸命聞いてくれていました。
頼むよ~、は~先生!頼りにしてます。
ってことで、1時間弱の家庭訪問終了。
「明日、園で待ってるからね~」と先生方が帰る時には
ましゃはやっぱり泣いちゃいました。
母はやっぱり疲れました~。