2011/11/24(木)14:00
心臓の検診(フルコースの日)
半年に一度の心臓の検診。
今日は検査フルコース(エコー・心電図・レントゲン)の日。これまでで一番上手にエコーができたんじゃないでしょうか!
うす暗い部屋で上半身裸でにゅるにゅるするジェルを胸に塗られて
ただひたすらじっとする…
いつもぴょこぴょこ動いているましゃにとってはある意味拷問…でも、今日はかなりリラックスモードでいてくれたので、
検査はさくさく終了。その後の心電図もさくっと終了。毎回寝転んで撮ってもらうレントゲンだけは機械の調子が悪くなり、
部屋を移動しての撮り直しになったせいもあるのか、
泣いて暴れての状態になってしまいました。検査続いて疲れたためか、それとも寝転んでいるせいで頭上に
撮影用の機材があるのが怖かったのか…
次回からは立っての撮影にチャレンジしてみようかな。で、小児科の待合で待つこと1時間…この待ち時間もいつもなら吹き抜けの周りの廊下をウロウロしたり、
エレベーターの前から離れなかったりと座って待つなんてできなかったんですが、
今日はトーマスの絵本を見つけて、それをペラペラ眺めて
中待合から出ることなく、過ごせました。
おかげで母はちょこっと昼寝ができました。で、検査結果…悪化してました元々の病名であり、3歳で手術した「大動脈弁上狭窄」は雑音が残るものの、
特に変化なし。手術しなかった「肺動脈分岐部狭窄」も特に変化なし。でしたが、ちょうど1年前ぐらいに新たに指摘された
「僧帽弁閉鎖不全」が悪化しているとのこと。「僧帽弁閉鎖不全」とは。僧帽弁の閉鎖が損なわれ、左心室から大動脈に押し出される(駆出(くしゅつ))べき血液の一部が、再び収縮期に左心房に逆流してしまう状態です。したがって大動脈への駆出量が減ってしまいます。
左心室は容量が増加して拡大し、また逆流により左心房も拡張します。 (by Wiki)本来ならは血液が逆流しないようにきちんと閉まる僧帽弁が
きちんと閉まらないために逆流している。
逆流が続くことで元の部屋(左心房)に負担がかかり肥大している。と言う状態だそうです。逆流の割合などについて詳しい数値は言われませんでしたが、
6歳になったばかりのましゃにしては悪化スピードは速いのかもしれません。元々、僧帽弁閉鎖不全は持っていたのかもしれないけれど、
体格が大きくなることで気にならなかったはずの逆流が目立つように
なってきたようです。今後、体格がどんどん大きくなることで心肥大などの影響が大きくなること。
本来100%で流れるはずの血流が逆流することで少なくなり、
新鮮な血液(酸素)が体にめぐらないことでの悪影響。
が考えられるとのことでした。僧帽弁の手術に関してはできれば今すぐ必要ではない。
大人の体格になってから必要であればしたい(今すぐしても再手術が必要になる)。利尿剤で心臓の負担を軽くすることはできるが、
飲み始めたら止めるのは難しくなることから、できれば少しでも先延ばししたい。ということで、半年後までは特に治療を始めずに行くことになりました。
半年後はフルコース+血液検査をして、
今より悪化していれば投薬治療になるかもしれません。本来なら半年後はレントゲンだけのはずなんですが、
フルコース検査ということはやっぱりそれだけ注意してみないといけないという
ことなんでしょうね。日常生活で気をつけることなどはないんですが…
やっぱり、心臓病を持っているというのは成長とともに影響が出てくるものですね。でも、とっても賢く検査を受けることができたましゃはえら~い。