スウィンドル・ロータス

2007/03/06(火)08:57

ヒトの絶滅の始まり 憂楽帳:ウシのいる街

インドは高速道路がないのかな? 高速道路でウシにぶつかりゃ、一大事です。 ----------- ウシのいる街 (MSN》毎日の視点》憂楽帳 から) 夜道を歩いて帰宅途中、狭い路地をふさぐように 小山のような物体が鎮座している。 目を凝らして見るとウシだ。 相手方はこちらに気が付いているのかいないのか、 気持ちよさそうに目を閉じたまま微動だにしない。 ニューデリーは動物と共存する街だ。 ウシを筆頭にヤギ、イヌ、サル、リスなどが普通に オフィス街や住宅地に存在する。 生まれてから人間にいじめられた経験がないのだろう。 人が通ろうが知らぬ顔で食物をあさり、 自らの生活にいそしんでいる。 だが「先進国並み」の都市美化をめざす当局は 時折思い出したように動物排除に乗り出す。 いずれ動物が消える日が来るだろう。 M新聞東京夕刊(西○さん) ----------- では、「動物 都市 共存」でネット検索してみましょう。 約176,000件のヒットです。 若干引用してみます。 ○都市に棲む動物を考える:フン害 餌をあげている人は被害を被らなくても 通りすがりの人が被害を受けることがよくあります。 この(写真の)銅像ですが、これがヒトだったらと思うと "ヒト"ごとではありません。 ○児童虐待と動物虐待 類似性と共通性 アメリカでは、児童虐待防止運動と動物虐待防止運動が 非常に密接な関係を持って誕生しており、 肉体的に児童虐待がおこなわれていた家庭の88パーセントで 動物も虐待されていたという報告すらあります。 ○野生動物 豪州風景 豪州で一番よく目にすることができる動物標識はやはりカンガルー。 夕方から明け方にかけて道路上に飛び出してくるため、 残念ながら朝の高速道路は動物たちの死体の山状態。 都市の発展と自然との共存はやはりどうしても難しいものがあります。 ~野生動物注意!標識~ ペンギンとかものはしとバンディクートはタスマニアで、 エミューはNSWのスキー場の近く、 コアラはグレートオーシャンロードで発見。 ○都市化が進む 人と野生動物が共に暮らすために人間が 「少し」でも注意すれば「問題が発生しない」ことがあります。 餌付けは「万病のもと!」 生ゴミを荒らされ食べられるのも餌付けと同じです。 ネットなどで防御しましょう。 野生動物に餌付けをする   ↓ そのエサを食べる種だけがそこに集まり、増える。   ↓ 新たな被害が発生する(対策として捕獲が必要になることがあります)。 野生鳥獣が過密化することで伝染病が蔓延しやくすくなります。 そのエサを食べない種は不利。 生態系のバランスを崩します。 庭に飛来する野鳥を観察するために行う餌付けなども極力小規模に・・・ ペットは放さない ペットを捨てたり放したりすると、 日本には本来生息しないはずの動物が野生化してしまう原因になります。 こうした動物は、天敵がいないなどの理由でしばしば大発生して、 社会問題となり、結果として、捕獲、殺処分されることになります。 ----------- 引用した上の4つのブログは、人間サイドの自然動物へのクレームです。 動物がいなければ、どんなにか都市が綺麗になりますかねえー 因果関係を明確に言えないにしても、 自然動物の絶滅による種の激減は、文明の崩壊 そして、『ヒト』の絶滅の始まりじゃないかと思えます。 自然動物の種の激減の主な原因は、人による森林の破壊です。 弱い生き物からいなくなり、 気が付いた時には、 『ヒト』の絶滅はもう止められない。 (蛇足) 「動物とのふれあいの感動と心配のブログ」を付けておきます。 ○身近にいる大型獣 動物に詳しい知人が来阪すると、私はいたずら心を押さえきれなくなる。 梅田や難波を案内して昼食をとった後、新御堂筋を北上する。 20分も行けばみるみる箕面の山塊が迫ってきて、 少し道を入るとまだ何とか生き残る山里の風情が心をなごます。 専門柄山好きな友が多いのでそれだけで喜んでくれるが、 本番はこれからだ。住宅地の裏手に並ぶため池に案内し、 その淵を歩きながら何気なく足元を指さしてみる。  「ウソだろっ!?」 水際の砂地に下駄の歯状の足跡が続いている。 ニホンジカの足跡だ。 正真正銘野生のシカがここに水を飲みにきていたのだ。 環境問題では何かと分の悪い大阪の都心から何と半時間で 大型野生獣の生息地に立っている。 しかも遇々出てきたのではなく定住しているのだ。 年々山を這い上がって行く新興住宅地のすぐ裏手で草を食べ、 仔を生み育てている。 同様に神戸市や芦屋市では人慣れしているとはいえ 野生のイノシシが出没し、 京都市街には毎年ニホンザルが徘徊する。 いずれも言葉ではにわかには信じてもらえず、 それで先のいたずらとなる。 ○増えるトラブル 問題1「密猟」 1992年2月16日、高槻市の山中で足に罠のワイヤーを巻き付けて こと切れた一才のオスジカが見つかった。 物議をかもしたが、 イノシシ用罠で2月15日(猟期最終日)までにかかっていた 可能性があるとして密猟行為とはされなかった。 しかし同様の事故は多く、1986年以降11件ある。 問題2「交通事故」 タヌキ17、キツネ5、イタチ12、テン3、アナグマ2、シカ3。 1990年以降の北摂での輪禍数だ。 特に新しく付設された道路は多くの獣道を横切るので犠牲が多く、 中でも高速道路はフェンスや壁で囲われて入り込むと 逃げ場がなく、事故率も高い。 中国自動車道や舞鶴自動車道でもいまだに事故が多く、 例えば後者の春日インター付近だけで、開通日から 3週間でタヌキ中心に18匹が犠牲となった。 これがシカやイノシシになると車の方も危険である。 電車との接触もある。 1991年4月には豊能郡豊能町でオスジカの成獣が 能勢電車にはねられた。 また大津市周辺は近畿の南北を繋ぐ唯一の山地帯だが、 秋になると徘徊するオスジカが毎年のようにJRにはねられる。 ----------- 想像するに想像以上の野生動物が犠牲となっていると思います。 実は、「ウシのいる街」のような 野生動物と共存できる街が理想の街かも知れません。 『ヒト』側が妥協して、野生動物を守りますか? (未来の『ヒト』の子孫を守るために) ( ^∇^)キャキャキャ

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る