テーマ:海外生活(7771)
カテゴリ:スイス事情
先日、ハイジ夫が仲良しの美容師さんに髪を切りに行ってきました! その時のお話を記事にしますね。 コロナの影響でスイス全土の美容院は3月末から4月の末まで閉店していました。 ハイジ夫の髪を切ってくれている友人美容師さんも 個人でやっている小さなお店ですが、もちろん閉店していました。 その間の収入は当然ゼロですから国から補償されました。 たまたま友人のお店の大家さんが家賃を免除してくれたおかげで コロナの影響はそこまでなかったんです。 ^^) そして、ロックダウン解除後、いつも通りの営業が始まりました。 ある常連の年配女性が来たそうなんです。 彼女はいつもカットと白髪染めで4週間ごとに来ていました。 ロックダウン後で、話も盛り上がった後に次回予約の話になると… 『これからは自分で髪を染めたいから8週間後に予約とりたいわ^^』 と言われたそうなんですね。 でも、お喋りするのは好きだからお茶だけ飲みに顔出すね。と言われたそうで 知り合いの美容師さんはその後一人で泣いてしまったそうなんです。 そう。ロックダウン中、美容院に行けなかった方のほとんどは 自宅で自分で髪の毛を染めていたんです。 その年配女性もその一人で おそらくロックダウン中に自分で染めてみたら案外上手くできて 美容院で高い値段払う価値がない。と思ったのか・・・。 これが一人ならまだしも何人もの人に言われると やっぱり美容師さんとしては悲しいし、自分の技量不足なのかとか 色々思う事があってかなり落ち込んだんだ。というお話なんです。 というのもこの知り合い美容師さんはかなり優秀で コミュニケーション能力も非常に高いし料理がうまいので 焼き菓子を出してくれたり、一人で経営している分 かなり親切で物凄くいい人なんです。 でも、セルフのヘアカラーも年々良くなっているんでしょうね 傷み具合は違えども、料金を考えたら自分でやる。という人は いてもしょうがないんですが コロナの自粛が思わぬところでマイナスに影響していて 一方で、それによってプラスの影響を受けた企業もあるという事です。 そして1ヵ月分のお給料は補償されても こういった一見分からないような影響は自分で何とかするしかないんですよね。 てっきり知り合いの美容師さんのところは家賃も免除されて お給料も補償されていたので大丈夫なんだと思ってました。 それがこんなところで影響しているとは…。(*_*) コロナの影響はこれからもまだまだ続きそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.06.13 10:00:06
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