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カテゴリ:フリーライフ
![]() 若干の遅れで入ったその部屋は沖縄県へと続いていた。 流れる三線の音色に歌声♪ …もし前世というものが存在していたのだとしたらおれは前世で確実に沖縄に住んでいた。 三線の音色を聞くとなぜか涙が溢れそうになるし、とても懐かしいという感情がどこからか込み上げてくる。 そのことは初めて沖縄を訪れた時から幾度となく考えて来た。 教室では発表会が近いのでその練習がほとんどだったが、それでもおれに話し掛けてくれたり踊りを教えてくれたりとみんな優しかった。 動物が好きな人に悪い人はいないというが、三線が好きな人に優しくない人もいないと思う。 そして2時間の沖縄小旅行は終わる。 願わくば、前世でひいていであろう三線のひきかたを早く思い出したいもんである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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