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テーマ:鬱病(2269)
カテゴリ:鬱病
2003年10月中頃から完全にダウン。最後の気力も使い果たし、会社に行きながら治したいという思いも果たせず、自分の全てを失ったような気分が自分を支配していました。
これまでの自分というのは何だったのか? 自分の頑張り・努力というのは無駄だったのか? やり方が悪かったのではないか? これから先どうなってしまうのか?自分には先が無いのではないか? 全ての自信・プライドがズタズタ・・・情けない・・・ このように、次から次へとマイナスのスパイラルが止まることなく自分の心を蝕んでいきました。体が動かず、気持ちは沈み、イライラが募り、睡眠薬が効きすぎて昼まで起きられず、ボーっとする日々。 緊張の糸が切れると、こんなにまで何も出来なくなるのか?と益々情け無い気持ちでどうすることもできませんでした。 できることといえばネコの世話。(うつで倒れた直後、たまたまペットショップで一目惚れし、妻の許可をもらって飼う事になりました。) 週に1度医者に行き、話をし、薬を飲む。日常はネコの世話と車で買い物(歩いていくには不便なため、車が必要。妻はペーパードライバーなので、私が運転するしかありませんでした。これも苦痛でした。) 日々考えるのは、最初はどうして自分が?という気持ちから情けなさに。それから、自分がこうなったのは会社のせいだという怒りが頭をもたげ、情緒不安定になりました。顔の表情はなくなり、怒りの感情以外は無感情に。 このままでは出口の無い袋小路に迷い込み、いくらもがいても浮上のきっかけがありません。日中は人目が気になるので外へは出たくなく、出るのは夜になってからでした。 このまま、挫折したまま一生を過ごすのか? そんな時、妻から「うつ」について勉強してみたら?と言われました。でも、新聞を読むことができないのですから、本も読む気になれませんでした。どうしろというのか? 「とある勉強会に参加したら?」妻はこう言いました。最初は外に出たくなく、人に会いたくないし、話もしたくないと思っていましたので、とても参加できる状態ではありません。でも、妻が何度も言うのでついに行くこととなり、そこからうつについて勉強を始めることとなりました。 ・・・次回へ続く・・・ PS.昨日は結構きつかったのですが、今日は平穏無事に一日を過ごすことができました。気持ちの方も乱れずなんとか悪化を免れたのではないかと思っています。ご心配をお掛けしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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