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テーマ:鬱病(2269)
カテゴリ:鬱病
5月の中頃から週4日フルタイム勤務、1日を半日だけの予備日という形で、主治医と話し、社長にも報告しました。社長も段々良くなっていく私を見ていてホッとしていたようです。なにしろ、最初は1週間もたないのでは?と思っていたそうなので。
仕事内容については昨日の内容で、さらに増えることはなかったので、時間的には余裕がありました。 そこで社長と同行で営業に行ったり、打ち合わせに行ったりと、移動で体を使うようにして体力の増進も兼ねてみようということで、いろいろと動いていました。 うつの頃に結構太ってしまい、体が動かなかったのですが、リハビリで少しずつ体も動くようになり、体重も少しずつ減りつつありました。 しかし、毎日あちこちと動いていると疲れが出てきます。外はだんだん暑くなる季節で、私は暑がりということもあり、汗がどんどんでてしまいます。 汗をかくというのは、スポーツなどのときはとてもいいのですが、街を移動してというのは、ますます疲れが出てくるように思えます。それに社長はせっかちなので歩くのが早いので、ますます汗が出てしまいます。 何度も社長に「まだ体力がついていかないので、もう少しゆっくり歩いて欲しい。」という旨を話し、社長は「悪い悪い。」と言うものの、その後決まって「俺はいつもサイクリングで鍛えているからな。お前は運動不足なんだよ。」と余計なことまで言います。 当たり前だろ!こっちはうつで動けなかった時期が長いんだから。そう簡単に体力が戻るはずないだろ!と、心の中に秘めるのですが、そう言われると意地でも付いていってやる!という負けん気(?)が出てしまい、結果オーバーペースの動きが続いていきました。 疲れは溜まっていきますが、つい見返してやろう、という気持ちから無理を重ねていきました。 そして、6月上旬のある日・・・・・・ その日も社長と一緒に動いていたのですが、いろいろとやることが重なり、社長の代わりに動くことも指示され、手分けして動いていました。 しかし前にも書きましたが、社長の指示は分かりにくい上に、必ず問題が潜んでいます。その日も動くのはいいけど、やはり問題が発生し、二度手間三度手間の動きが出てきたため、どんどん次の動きの時間が押していきました。 私の心の中では、ちゃんと計画や予測を立てていないから、結果的に全て問題がでてしまう。その度に社長に連絡して指示を仰ぐから、あたふたしてしまう。 そんな状態で訳も分からず動くことになるので、私の頭の中はだんだん疲労で真っ白になってきて、暑さの中、あちこち振り回されることで体力も消耗していました。 ヘロヘロになりながら戻ると、また次の指示がいくつも同時に、しかも早口で分かりづらく出されてきます。もはや私の頭の中はシャットダウン。気力ももはや無し。 それでも社長は構わず分かりづらい指示を出します。こちらのことはお構い無しです。私はかつて倒れる直前の頃の事が頭の中をフラッシュバックしていました。調子が完全に崩れてしまいました。 私は、、、「もうこんな訳の分からない指示はうんざりだ。もう何もできないから、帰ってまたうつの辛い日々に戻るよ。そして医者に行って駄目でしたと報告するわ。」 もう私にはリハビリどころではありません。かつてのうつで倒れた頃のこと、最悪期に布団が出られなかったこと、その後の紆余曲折、全てマイナスのイメージが頭を支配し、「もはやこれまで。もう立ち直れないな。」と漠然と感じていました。 その様子を見た社長は・・・。長くなりましたのでまた後日。 ・・・次回に続く・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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