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テーマ:鬱病(2269)
カテゴリ:鬱病
これまで友人の会社でのリハビリで、なかなか思うようにいかない自分に焦りを感じて、それが悪循環になりかけたりしましたが、だんだんまた動けるようになりました。
7月中旬から8月の初旬にかけて、他のフロアーで忙しいということで、私が手伝いとなりました。それは、肉体労働でした。 2月下旬からこれまでで、少しずつ体力は戻りつつあり、体重もいい意味で7月段階で5~7kg程減量していましたが、この機会に更に落とせるか?・・・そんな期待もありました。 早速別のフロアで肉体労働を始めました。中と外を行ったり来たり、この頃は夏なので当然暑いです。私はもともと大変な汗っかきですが、やはり大量の汗をどんどんかきます。 最初はやはり運動不足は否めず、グロッキー気味でしたが、気分が落ち込むことはなく、なんとなく体を動かす充実感の方が強かったです。 何日か経過すると体もだんだん動くようになってきました。水分の補給はどんどんします。薬の副作用で口の渇きがあるので、益々水分補給が欠かせません。 甘いジュースなどは摂らず、もっぱら水です。水を飲む度に体の細胞が入れ替わっていくようで、なんか嬉しい。心なしか体のキレが戻ってきているように思いました。 ここでは、昼とおやつ時に休憩が入ります。終わりも忙しいという割には、遅くても18時には終了です。私は不思議な気分でした。 もともと働いていた私の仕事では、時間で区切るというよりも、内容の完了具合でしたし、時間も気にせずに働いていました。ですから最初は違和感もありました。 例えばお昼になると、12時ジャストで一旦作業は止まります。私はあと少しでキリがいいのでそこまでやってしまえばいいように思えるのですが。 おやつ時も終了も、内容の区切りではなく、時間で区切っているのです。戸惑いもありました。 なんか自分の気分の中で落ち着かないのです。そこで、聞いてみました。 「あと少しでキリがいいから、そこまでやってからでもいいのでは?」 素朴にそう思ったのです。すると、「単純作業でもあるから、キリがいいところといっても、たくさんあることには変わりないよ。それよりも、事故防止も考慮に入れると、時間で区切った方が皆がわかりやすいんだよ。」という答えが返ってきました。 私はなるほど、そういう考え方も確かにあるなあ。自分はこれまで営業職だったこともあり、時間で区切るというよりも、お客の都合とか内容が一段落したところで区切っていたからです。 そして段々区切りがつかなくなり、いつまでも続きがあって踏ん切りをつけることがなかなかできませんでした。そうしてうつになってしまいました。 時間で区切るというのは、結構当たり前ですね。でも、その感覚が自分にはなかったのです。 確かにリハビリですので、時間で区切った生活ではあります。でも、それはリハビリだからという特殊要因だからという感覚でした。 でも、区切りがつかないことはたくさんあるわけで、どこかで区切らなければなりません。区切りを付けやすいのは時間ですね。 勿論、時間だけで区切れないことももちろんあります。ですが、時間で区切るという感覚はとても必要だなと思いました。 うつからリハビリし、社会復帰した後も再発しないように気をつけていかなければいけません。そのためには、これまでの自分を棚卸ししてマイナーチェンジしていくことで対応することになります。 そのためには、自分の引き出しを増やしたり、考え方を少し変えたり、修正する必要があります。 今回、手伝いでの肉体労働を通じて、自分が見落としていた時間で区切る、ということが認識できたことは大きな発見でした。大したことではないのですが、私にとっては大袈裟ですが、カルチャーショックでした。 今後の私の考え方の中で、時間の区切りというのはとても必要なことだと思いました。 その他もう一つ収穫が。。。それは・・・ 体を動かしていたことで、体重が更に3kgほど減量できました。これで2月のリハビリ開始から8~10kgの減量です。それに腕に少しずつ筋肉が・・・。素晴らしい。。。 そんなこんなで夏の暑い中での私の収穫でした。 ・・・次回に続く・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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