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午前中はぐずついた天候でしたが、午後からは晴天で気温も25℃くらいに上昇しているようです。
(車に乗り込むときには、蒸し風呂状態です。) さて、ウニは何とか6月21日に初漁となりましたが、その後は台風6号の影響で時化続きです。 初水揚げされたウニは、色が悪く、これでは例年の状況からすると本格化するのは7月に入ってからということになるのではないでしょうか。 (味はまぁまぁなのですが、見た目が悪く、今年の検査ではウニに活力がないという判断も出ています。) 今一番困っているのが、実はナマコなのです。 ナマコは、当地域では未利用資源でして、一部にウニを採るときのタモ網に入るのを自家用とするくらいで市場には出回っていません。 それが、3年ほど前から青年部が資源調査を潜水で行って、資源量的なものをとらえたり、取り上げた一部を市場価格を調査してみる意味で出荷してみるとバカ値が付いたりして、意外な盲点の魚種だったなぁ~という感じできたのですが、これをじゃ今年から本格的にやろうということで段取りして、問題だった浅海漁業と青年部の潜水の部分をどう区分するか洗い出して整備して、それらの経緯を仲買人に説明して入札まで行ったりしたのですが、実際になるとウニを捨ててナマコを獲る、という意気込みに浜がなっていないということです。 これでは入札に参加してくれた仲買人に申し訳が立たず、非常に困っています。 これは何故かというと、ウニは手っ取り早い現金収入の方策なのですが、ナマコは漁協に出荷しないと収入にならないということで、ガラス張りの水揚げになるということへの拒絶反応だと解釈しています。 それが、浅海漁業者(ウニやアワビを獲る漁業者をこう呼びます。)の一部の考えでなく、多分8割方だと思いますが、いずれにしても大部分だから始末に負えません。 今年のうちに自分達に免疫を付けておけば、来年以降は求める魚種が増えるわけですから、時期的に収入が低下するときの選択肢の一つとなるのに目先の事だけしか考えない本性が見え隠れします。 困ったときばかり漁協にしがみついて、自分達があずましい(北海道弁で余裕があるという意味)時は全く協力しない。 いくら漁業者は利害の固まりだといっても、こちらから提案していることは漁業者の為になることを提案しているのに、それを理解できないとは先が思いやられます。 いやぁ~ホントナマコ今月中に獲ってくれないと洒落にならないなぁ~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
陸の端に住んでいるものです。現金収入は魅力がありますね、前後を読むと組合合併で大変ですね。
なんか外も中も頑張っているのが見える日記ですね。 (2004年07月12日 20時29分27秒) |
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