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カテゴリ:ヤマメ養殖場
こんばんわ、現場作業員です
今日も蒸し暑い一日でした 今日は、ホテルや飲食店関係へ出荷するためのやまめの選別でした これを冷凍してから出荷をします 選別されたヤマメです さて、冷凍の魚というとなんだか なんだか鮮魚(生の魚)より安っぽく感じませんか 冷凍食品が安価なためか、 なぜかそんな価値が定着しているように思います 冷凍の魚の方が、冷凍する手間もかかっているし、 このご時勢、 石油製品が値上がりしてますので、 梱包の資材代まで上がってます それなのになぜ、生よりも安く取引されるのでしょう 今日は、魚の鮮度と冷凍についてのお話です 確かに冷凍したものというのは、 生の魚に比べたら、 〆た直後の魚の方が、鮮度は良いに決まってますよね ただ、この鮮度というのが、 実はちょっと曲者 魚肉といくのは蓄肉に比べて、 死後の化学変化が早く進みます つまり腐敗がそれだけ早く進むということですね そして、魚の〆方、〆た後の処理・保存の仕方によって その後の味も大きく左右されます つまり、下手に〆て時間の経った生魚より、 キチンと処理をして冷凍された魚の方が断然美味しいです 〆た直後を除けば、単純に生魚の方が冷凍よりも 鮮度が良いとは云えないんですね~ 腐敗しやすい魚を1ヶ月あとに、 食べられるなんて、現在の冷凍技術ってすごいな~ と単純に思いました 食べたいときに食べる分、 解凍すればいいし、便利ですよね 先人の知恵でも保存食的な物はありましたが、 例えば、遠くで取れたマグロをお刺身で 全国で多くの人が安価に口にできるのも、 こういった技術のおかげですね (もちろん、流通や冷蔵技術の発達もかかせません) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.09.08 21:47:06
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