ボンゴフレンディーのパワステポンプからのオイル漏れが確認されたのは、12年も前の平成25年の車検の時だった。オイルシールの劣化による漏れで、ポンプと工賃で15万円程度掛かるという事なので、漏れ止めの添加剤を投入して、急場を凌いでいたのだが、昨年になって再度漏れが始まった。
最初はその場凌ぎでパワステオイルを補充しながら走っていたが、配管からの漏れが酷くなり、補充頻度が嵩んで来たので、応急処置として配管の漏れ止めを施し養生シートで包んで貰った。この処置により、一見直ったかに見えたが、今年の2月、鳥取での雪中キャンプの帰途で漏れが再発。もうこうなったら抜本的な対策を講じなければならない時期に来ていると判断。ポンプと配管の修理に踏み切る事にした。
後、何年乗れるか分からないクルマなので、新品部品は必要無い。パワステポンプはリビルト品を探して貰い、配管は純正が廃番となっているので、サクションホースで製作して貰った。
4月中旬にクルマを預け、昨日やっと帰って来た。恐る恐る請求書を開いてみたら、リビルト品に交換とは言え、何と予想額を遙かに下回る金額に驚いた。何と良心的な事であろうか。1ヶ月近く代車のボンゴバンを乗り回し、洗車までして貰ってこの物価高のご時世にも拘わらず至れり尽くせりである。
早速、どの様な施行をしているのか確認してみたら、ピカピカのパワステポンプから延びる配管に至るまで一部の配管を除き、新品に取り替えられていた。パワステオイルも満タンだ。これでパワステ関係は廃車になるまで大丈夫だろう。

リビルド品のパワステポンプ

配管のジョイント部分