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カテゴリ:HONDA TLM220R
TLM220のシフトリンクの取り付け方法をいろいろ考えた。
第1案 藤さんの言うようにフレームに穴を開け、リンク穴と同じ太さのボルトを通して、フレームを挟んで両方からナットで留める。 この方法は一見簡単にできそうであるが、フレームの内側の隙間が殆ど無く、ナットの厚みも無理な状態で、仮にナットを薄く削って入ったとしても、締めるにはスイングアームをバラさないと無理なので却下。 第2案 リンク穴と同じ太さの鉄棒の両端にダイスでネジを切る。フレームにタップを切って、鉄棒をねじ込む。 こんなに太いタップもダイスも持っていない。この太さになると旋盤の範疇だろう。そもそも売っているのだろうか。フレームの穴開けも大変なので却下。 第3案 ネジが途中まで切ってあるボルトを買ってきて頭とネジ部分を適当な長さで切り落として、フレームに直接溶接する。 リンクの穴の内径は約14ミリである。ホームセンターに行ってみたがこの太さのボルトも鉄棒もなかった。リンクの穴にカラーを入れてボルトを細くしたらどうかと思ったが、この穴にピッタリ入るカラーがない。ボルトを細くしたら強度が心配なので却下。 第4案 お手上げ。 考えは出尽くした。このシフトリンクを取り付けるにはプロに頼むしかないようである。と思って諦めかけたとき、TLR200にシフトリンクを付けようと思ってTLM50のシフトリンクをバラした事を思い出した。運良くこのブログのTLM50のカテゴリーに写真をアップしていた。写真を見ると、TLM220と同じくフレームに突起が溶接してあるタイプだ。突起の径もよく似ているように見える。 急いでTLM50のフレームを持って来て突起にシフトリンクの穴を入れてみると....。ビンゴ。ピッタリ同じだ。50と220に共用部品があるとは...。夢にも思わなかった。 光明が見えてきた。50のフレームをよく見てみると、220は突起がフレームに直接溶接してあるのに対し、50は突起が付いた台座をフレームに溶接してあるので、台座ごと切り取る事が出来そうである。これも天は我に味方した。 早速、グラインダーの出番である。 TLM50のフレーム フレームに溶接されたリンクの取り付け部分 台座ごとグラインダーで切断 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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