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カテゴリ:バイクの紹介
昨日は久し振りに天気が良かったので午後から福さんを誘って、オートショップカメイにモトグッチとW800の試乗に行ってきた。
平日の午後と言う事で客は誰もおらず、バイクをゆっくり眺める事ができた。店は主人と奥さんとで切り盛りしており、2人ともに親切丁寧にモトグッチの思い入れの話しをコーヒーと芋ケンピと共に頂いた。中国地区ではモトグッチを扱っている店はここだけとは知らなかった。モトグッチは売れないのだ。 最初の試乗車は白いモトグッチV7Stoneである。現物を見ると、非常にコンパクトである。タンクが細い事もあるだろうが、ナナハンどころか400ccと見間違えるほど小さく見える。 主人の先導で走り出すと、事前に教えられた通り、ニュートラルから1速シフトする時のストロークが大きくシッカリと踏み降ろす必要がある。加速のトルクは思った以上だ。グイグイと引っ張って力強い。FI化で50psにアップした恩恵だろうか。ツインエンジンのドコドコとした鼓動も思った以上に良く聞こえる。車体が小さいので切り返しも楽で400ccのバイクのような取り回しができる。なかなか面白いバイクである。よく書かれているシャフトドライブの癖などは全く感じなかった。 最近はバイクが大型化しており、750ccは最早中型であり、非力感はあるが、このバイクに限っては400ccの車体に750ccを乗せているようなもので、古い設計のエンジンながら、非常にパワフルに感じられた。 それにしては買う人がいないと言うのは、車体がコンパクトなので所有欲の減退とコストパフォーマンスが高いと言うことだろう。 次に試乗したのはカワサキW800である。主人の先導で同じ道を走る。ギアの入りもスムーズでスルスルと走り出す。タンクも大きく、メーターの前にヘッドライトカバーも良く見えるのでモトグッチに比べどっしりとした感じである。しかしである。バーチカルツインの鼓動を期待していたのであるが、全く感じない。まるでマルチに乗っているようである。マフラー音も本当に靜かなので、ツインのドコドコ感が何処にもない。良く出来すぎである。気になったのは常時シートに細かな振動があることだ。あの振動はどうもよろしくない。 同じツインで排気量も同程度だがこれほどの差があるとは....。乗って面白いのは間違いなくモトグッチだろう。 バイクの特性はカタログでは分からない。やはり乗ってみて感覚として分かるものである。それでモトグッチを買うのかって? いやいや。まだボンネビルを乗ってみないと.....。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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これはお誘いでしょうか?(笑)。明日午後2時にはドカ屋さんでオイル交換をします。その後立ち寄りましょうか?。
ボンネビル試乗されたら、アメリカというやつも試乗して見られたら、360度と270度エンジンの違いがわかるかも?。スクランブラーはないようです。 (2015.04.22 08:04:20)
turu164さん
承知いたしました(笑)。 (2015.04.22 08:50:21) |