笏取り虫

2018/02/16(金)06:44

チャンバー洗浄

YAMAHA TY125(85)

取り敢えずエンジンが掛かったので、年末に貰ったチャンバーを車体から外してオイル汚れを落とすことにしたのだが、その前にヒートガードを外しておく。チャンバーに共締めされた4本のビスはどれもよく錆びていてドライバーではとても緩みそうになかったので、予めCRCを吹いておいた。プラスネジの頭の溝も錆や汚れで埋まっていたので、精密ドライバーで掘り起こして、ショックドライバーを当ててハンマーでどついてみるが全く動かない。4本全てやったが、緩んだのは1本だけという無惨な結果に終わった。こうなればバイスの出番だ。口にビスの頭を挟んで渾身の力でビスを無理矢理回すと何とか折らずに外す事ができた。短いが太めのビスで助かった。この方法だと細いビスは直ぐに途中で折れてしまうのだ。 真っ赤に錆びたチャンバーだが、以前は焚き火に放り込んで、内部のオイルやスラッジを焼き尽くしていたのだが、今回はそんな手荒な事はせず、以前から気になっていたサンエスK-1なる水溶性金属部品洗浄剤を使用してみる事にした。500gの袋入りがamazonでは1332円だが、アストロプロダクツだと864円と一番安い。岡山への用事のついでに買って来た。現在は新サンエスK-1と「新」の字が付いたので、何処かが新しくなったのだろうが、用途を読む限りでは全く分からない。 1袋500gを10~15Lの水に溶かして使用すると書いてある。水の代わりにお湯を使うと更効果が高まるようである。早速3Lのヤカンにお湯を沸かし、エンジン側を厚めのビニール袋を被せて針金で縛り上げる。チャンバーを立ててサイレンサー側から新サンエスK-1を取り敢えず2リットル希釈分入れてお湯を注ぐ。山勘が当たってお湯も2L程で一杯になったので、そのまま放置。さてどうなる事だろうか。 2~3日放置して、中の洗浄液を出してみると、茶色に変色していた。最後にラーメンに入っている豚の背脂のような塊がゴロゴロと出て来た。水道で内部を数回洗浄して乾燥させる。サンエスK-1。効果があるようだ。 サンエスK-1/500g入り 洗浄中のチャンバー 洗浄液の排出 背脂のような塊

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