笏取り虫
PR
Keyword Search
Calendar
Category
Archives
Recent Posts
Comments
< 新しい記事
新着記事一覧(全1608件)
過去の記事 >
タクトの外装カウルの塗装プライマーとしてミッチャクロンを使用する事としたので、ついでにTLM50のフロントカウル(予備パーツ)とTLR200に付いていたリアフェンダー(予備パーツ)を修理してミッチャクロンを吹く事にした。 TLR200のリアフェンダーは、左側のフレームにボルトで取り付ける箇所が破損し、欠損しているので、修理出来なければ塗装する意味が無い。そもそもこのフェンダーはTLR200のものなのかも分からない。確かTLR200にはブルーのカラーリングは無かったような?そうするとTL125のフェンダーかも知れないが、TLR200もTL125もTLM50も同じフェンダーなので、互換性がありどの車種にも付ける事ができるのだ。 さて、修理の方法であるが、フェンダーを取り付けた時に一番力の掛かる箇所なので、小手先の修理では埒が明かない事は予想出来る。ホットメルトやPP部材を切り出した接着やFRPなどでは歯が立たないだろう。色々と考えた結果、TLM50の2号車に短く切断加工されて取り付けてあるリアフェンダーを溶かして溶着させてみる事にした。その前にフェンダーの割れた部分に軸細コーススレッドを2本ねじ込み気休めの補強とした。 フェンダーの内側からベニア板を当てクランプで留めた上で、ガスバーナーを使用してTLM50のフェンダーを炙って溶かし、欠損部分のミミを作る。この時修理するフェンダーの割れた断面も少し溶かし、溶着しやすくした。 冷えて固まったところで、グラインダーに砥石ディスクを取り付けて整形を施した。修復したミミを摘まんで揺すってみても、かなりガッチリと溶着できている事が分かるが、これに取り付け用のボルト穴を開けると、強度はまだ足りないと思われるので、最終的にはこのままで塗装後、1.5ミリ厚のアルミ板を外側と内側から挟んでリベット留めした上で穴開けを行う事とする。 取り敢えずミミの修復が出来たので、劣化したフェンダー表面と必要の無い部品取り付け穴をパテ埋めしてペーパーで仕上げておいた。 軸細コーススレッドを2本ねじ込んだフェンダーの欠損部分の断面 ベニア板とクランプで溶着準備を施す 予備フェンダーを溶かして溶着させたフェンダー グラインダーで整形した欠損部分のミミ パテ埋めしてペーパー掛けしたフェンダー フェンダーの裏側
フロントカウル 2021.10.01
ケミカルプーラーの限界 2014.07.13 コメント(2)
ケミカルプーラー 2014.07.11 コメント(2)
もっと見る