前ボケ後ろボケ
ボケないでボケさせよう
望遠系のレンズはピントが合う範囲が狭いので、それを逆手に取れば、意図的にピントを合わせる位置を変えて、面白い写真が撮れます。ワイドレンズでは、手前から奥までピントが合ってしまい、このテクニックは使えません。
春になれば、もっと分かり易くて綺麗な写真に差し替える予定ですが、取り敢えず近所の公園で撮影してきました
一般的に花を撮れば、このように奥はピントが甘くなります。
それによって、花を強調することが出来ます。
公園などで花を撮影する場合は、手前にピントを合わせて、出来ればシャッター・スピードを速くして、絞りを開けて、奥の他人をうんとぼかして、点景として借用しましょう
花の後ろに自分の知人を入れる場合は、後ろにピントを合わせ、手前を思い切ってぼかすと面白い写真になります。
出来るだけ花に近寄ってください。
この写真の場合、花とレンズの先の距離は5センチです
花が大きくて、やや遠くに咲いていたので、家との距離が変わらない為、あまり良く分かりませんが、下の写真よりは家にピントが合っており、花はボケさせています。
このような写真は、例えば、「家を新築した」、「家のペンキを塗り替えた」などの場合に、花を手前にボケさせて入れると、「綺麗な家だ」という印象を与えることが出来ます。
花にピントを合わせました。家は若干ぼけています。この場合は、「我が家に咲いた皇帝ダリア」というタイトルになります
レンズが空に向けられており、逆光気味なので、花に向かってバカチョン・デジカメ内蔵の小型ストロボを発光させました。花ははっきりしましたが、あまり良い感じではありません。なるべく自然光で撮りましょう
この講座に掲載している写真は全て、このカメラで撮影しました。
600万画素で2万円ちょっとという安さですが、スナップならプロも満足出来る性能です。
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