写草子

さて、旅もあとわずか。
最後の日は朝の便で帰るので、残りまる２日のラストスパートです！

７日目。
マドリッドからバスで１時間ちょっとのセゴビアへ半日旅行。
ここは石畳の路地の途中に史跡が沢山あって、
歩いて回る半日観光には持って来いなのだ。

バスターミナル付近から眺めた美しい大聖堂。
1525年建設着手、1768年完成らしい。
建設期間長～い！


昼はここで食べることにしよう。
"La Cueva de San Esteban"
昔「太陽の子エステバン」ってアニメが無かったっけ？


２種類の定食を頼んでみた。
前菜の一つは卵と赤ピーマンのサラダ、
もう一つは豆とハムのあっさり炒め。
繊維不足が補われて体がシャッキリ。



メインの一つはアルボンディガス（スペイン風肉団子）、
一つは揚げ焼きしたタラ。
どちらも油っこ過ぎず、ホッとする味。




〆はデザート。スペイン風カスタード菓子らしい。
案外甘くなくスッキリしていて、辛党の私たちも平らげた。



さあ食べてばかりじゃなくて観光もしよう。
13世紀初頭に築かれた城、アルカサル。
映画「白雪姫」の城のモデルになったらしい。


わーお！やっぱりこれはスゴイ！
ローマ人が紀元１世紀前後に造った水道橋。
川から水を引くために造られ、
なんと100年ぐらい前まで実用していたんだって。
2000年近く使える施設をコンピュータの無い時代にどうやって設計したんだろう!?


下から見てもスゴイ。天晴れです。


セゴビアでも沢山歩いて、バスに乗ってマドリッドに帰ってきました。
さあ、またバルの時間だヨ！
ここも安くて美味しかった～。
1906年創業、"Casa Ciriaco"


ビールが進むわぁ。


マヨール広場のバル"La Torre del Oro"にハシゴ。
タコとポテトのオリーブオイル焼き、イワシの唐揚げ。
ビールがまたまた進んじゃう。


ミシュランに載ってるレストランだけど、
カウンターでバル形式で呑める店。
ここのアサリがガーリック効きまくりで最高だった！




さて、夜も更けました。
明日も朝から歩こう、食べよう。


８日目。実質的には最終日。

1764年完成の王宮。
中の数々の部屋も見学してビックリ。
やっぱり王様って時間と金が余ると突飛なことをしたがるのか、
オリエンタルな中国様式の部屋や、
全てが陶器で出来た部屋など、
ハイセンスもあり、キワモノ系もあり、まあ圧巻。


昼食はハムの博物館、「ムセオ・デル・ハモン」で定食。
固いけど肉の味がしっかりしたステーキと、豆の煮込みコシード。
やっぱりこの店は安くて美味しい。


散歩しながら市場も冷やかしてみたり。


レアルマドーリードが闘うサッカー場。
旦那Ａの長期休暇中に忙しく働いている同僚や取引先の皆さんへのお土産を購入。


そしてまたバルの時間！
あーあ、今夜で最後かぁ。




シェリー酒も美味しいなぁ。


最後だからと思って沢山ハシゴしていたら、こんな時間に。
ちゃんと寝て明日の朝の便で帰らなきゃ。



９日～１０日目。

マドリッドから経由地ロンドンへ。
最後のスペイン飯はイベリコ豚生ハムのバゲットサンド。
さらばイベリア、さらばイベリコ！



１時間でもうイギリスだ！



経由地でもしっかり食べる。
イギリスに来たからにはやっぱりフィッシュ＆チップス！
カラッと揚がっててタルタルも美味しくて最高。


ミネストローネ。これも野菜たっぷりで美味しい。


ロンドンから成田へ。
あら、座席が広いわ。
なな、なんとビジネスクラスに乗れた！
どうやらエコノミーが満席だから回してくれたらしい。


赤ワイン、白ワイン、ビール呑んでは映画観て。
やりたい放題の機内。


無事、到着。
広いシートのお陰で疲れも残らず、
ほんとラッキーだわ！



我が家では「蒙古タンメン　中本」から帰るまでが遠足、
いや旅行と決まっている。

「限定丼」（冷やし味噌の具をご飯に載せた物。最高です。）


「五目味噌タンメン　野菜大盛り」


「冷やし味噌つけめん」


これにて完了。いい旅でした。


The End




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