カテゴリ:モモ
7月12日が帰国日。
6月末位には全ての手配は完了。 とりあえずAUSですのでね、ローカル業者には数回ちゃんと確認の 何時に引き取りにきてくれるのか、金額はいくらになるのか、どういう手順になるのか、etc,etc アパートからの引越し日は10日。 ペット業者さんは、10時すぎにモモを引き取りに来る予定。 当日は朝8時から引越し業者さんがやってくる。日本人男性1名、でかいオージー2名でワサワサがつがつと片付けていく。 モモちゃん、居場所がない~~~こわい~~~ とりいそぎソファの下に避難するも、固まる固まる。 部屋のものがどんどんなくなっていく・・・・ ついにモモ、ソファ下から脱出 とはいえ、隠れる場所がない!! モモ 『猛ダッシュでベランダいってもいつものベッドがない! ベッドルームにいったら、知らないでっかいおじさん(ボールドのオージー)がいる!! あわててUターンして、台所にダッシュするが、ああああここにも隠れるところがない ウンニャ~~~~っっ』 これ、ものすごいスピードで部屋中走りまくったもんだから、オージースタッフも目丸くして “Oh, crazy cat!!” と・・・・ 台所でやっとキャッチして、10時半にはまだ間があるがケージに入れることに。 必死のモモ攻撃により、母の背中と胸に爪穴があく とりあえず、ケージに入ってた方がまだ落ち着く様子の深窓のオジョウ。 10時半過ぎに(イヤー車混んでて~と、のんびりやさんね、やっぱり)ペット業者さんやってくる。ふとっちょの優しいお兄ちゃん。 このビジネス、結構いい感じ。ハッチをあけると他にも数匹のワンちゃんらが。 くれぐれもTake careしてね、とモモを託す。大丈夫、任せて、と心強い言葉。 2日後空港でまた会うまで、モモがんばれ! しかし、AUS滞在数年間のうち、アパートのインスペクションやら害虫駆除やら工事やらで、何度モモを連れ出したことだろう。 動物病院ひとついくにも、タクシーでいったりきたりしたり・・・ 毎回毎回ビビリのモモがそうやってキャリーにつめられ(!)、外に連れ出され、を繰り返し、さすがにこのお嬢さんもだいぶ『移動』というものについて体感してきたように思うのは飼い主の気のせいか? きっとモモならがんばって耐えてくれる、と信じしばしの別れ。 それから本人(私)は、フライト日まで友人宅にお世話になり最後のひと時。 12日は出発時刻は朝9時半なものの、モモの引き取りやらチェックインやらで3時間前には空港に来るように、との指示で6時半に待ち合わせ 最後の荷物なので、かなり重いスーツケースとラップトップの入ったかばんを引きずって空港へ。6時半過ぎにペット業者がきてくれて、モモと再会。元気な様子で一安心。 そこで、ケージにしっかりとシーリング。 AUSへの輸出の時は、ケージにペット以外何も入れないよう厳しかったが、今回は、好きなもの(慣れてる布とかおもちゃとか)をいれていていいよ、といわれ、モモのよだれの付きまくったカンガルーぬいぐるみを一緒にいれていたが、それもそのまま入っている。 こういうちっちゃいことだけでもなんか安心。 チェックインに際しての注意事項と重要書類をもらって、そこでペット業者とはさようなら。 でも最後の最後まで、万が一何かあったらここに電話してね、と名刺もくれる親切度 さてそれからがしばし地獄 あとは全部自分ひとりでやらねばならない。 なにしろスーツケースは約30キロ、PC入りのかばんもかなり重い上に、約7キロのモモ入りケージが加わって、まずチェックインラインに並ぶ(ああ~~こういうときビジネスに乗れればぁあ;;;) 早朝だから人は少ないが、一人移動するたびにひぃひぃ。もう肩凝りまくります。 やっと自分の番がきてみれば、担当者は動物のチェックインは始めて。 いろいろ電話して手続き方法をきいて、ケージの重さを量って・・・・・と時間かかる。 さらに、エクセス料金はその場で払えずに、別途エクセス料金支払いカウンターまで行かないといけない。これがJALカウンターから遠い もちろん荷物はそのままカウンターに預けておいて、支払いカウンターへ行く。 259ドル払うのに300ドルだしたら、おつりがないという。それもえらそうに。 イライラ。ここはペイメントカウンターだろが。つりくらい用意しとけ! ・・・・といいたいのを我慢して、隣の両替所でちっちゃいお札に変えて来いといわれるままにまた並ぶ。 さてやっとこまいお札にして、260ドルをわたすと、はい、で終わり。 つりは?と聞いたら「だからおつりはないといったでしょ」とこれまたえ~らそう。なんなのあんた 1ドルもないの、といってやったらあるじゃん。ちっ(まじ舌打ちしたくなります) こちとらもうヒィヒィなのに、こういうとこで疲れ倍増させられる。 そこからまたJALカウンターまでもどって、改めて発券手続きしてもらう。 これで終わりではない。 今度はモモのケージを、別途荷物預けカウンターに持っていかねばならない。フゥフゥ まあ30キロのスーツケースがなくなっただけましだが・・・7キロ、十分重いです(涙) そのまえに、ケージの水入れにすこしは水をいれておいてね、といわれていたので、空港内のカフェでミネラルウォーターを買おうとするとここも列。もおお早朝からそんなに物を食うな!(とつい毒づくオバハン;) 冬場なのに汗かく。 そのとき時間はまだ7時半ほど。出発まで2時間以上ある。 カウンターではおじさんが、「ちょうどチェックインの人が増えてきて多忙になってるところだから、もうしばらくここにおいておいて、静かになったころに連れて行ってあげる」と。 おきっぱなしにするのは心配だが、おじさんを信用して預けるしかない。 モモ、がんばれよ~! 。。。ということで、ここでモモとこれから10時間の別れ。 それでも、日本では通常一緒に連れて帰れるからまだいい(動物検疫の申請の際に、どのくらい時間がかかるかの大まかな情報も入っている)。 とはいうものの、これも成田まで車で迎えがあれば、です。 夜の7時過ぎにやっと成田到着。それから荷物のピックアップ所で空港スタッフが別途モモを連れてきてくれる。 そこで、動物検疫所からの許可書をもって動物検疫カウンターに行き、まず税関ではんこをもらうよう指示され、モモは別途空港内健康検査所へ運ばれる。自分は、自分の荷物と書類をもってまず税関をでて、そこから今度は到着ターミナルの3階にいって、そこから職員専用エレベーターで6階まであがり動物検疫オフィスへ。 そこでモモの最終チェックをしてもらって、OKであれば再び自分でケージを運んでまた到着ターミナルビルへ戻る。 これも遠い;; まじ疲れますのぅ~~ 私は迎えがあったので到着ロビーに自分の荷物を置いて見ておいてもらえ、身一つでこの行ったりきたりができたけど、まったく一人だったら重い荷物を運びながらどうなることやら。 ペットの移動の際は、複数で行うほうがずんと楽なことを付け加えておく。 とはいえ、モモちゃんもがんばった。 最近、お鼻のぺしゃんこ系(ブルドックやパグ系)犬などは貨物エリアで健康を著しく害するか、ひどい場合死に至るケースがあるらしく、夏場の動物輸送は断っているエアラインもあるようなので、まさに動物にとっても人生一大事の移動なのだ。 AUSに行くときは1歳だったモモも、今回はすでにシニアの7歳。 もうこれ以上の年ではかわいそうすぎるだろう。 と、いう次第で日本への動物検疫についての報告は以上です。 動物を飼っている皆さんの参考になれば幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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