折江総監督幕前トーク

折江総監督幕前トーク (一部） メモにもとづく記述 ベルカントオペラだとこうなる、ヴェリズムオペラだとこうなる、と言いながら 比較して実際に歌う。 ｢名前を言え！」という部分のベルカントとヴェリズモの比較。 Il nome, il nome 客笑う。 折江総監督「叫び声は出してはいけない声で、これを10回やるともう声が出てこなくなる。興奮する自分と冷静な自分と二重の自分がいなくてはいけない。 (ナヴァラの娘について）マスネの書く音楽の美しさと演劇性の強いオペラ、アリア、二重唱、三重唱とあるがベルカントものではアリアから二重唱に移るときには「つなぎ」の部分があるが、このマスネのオペラにはつなぎがない。 現代のカットバックでスピーディに進行する映画を思わせる。 オペラは濃厚に進むのでそのバランスがかみ合わないところがあるのでか、長年上演されなかった。 これは日本初演です。」 (道化師について） 「1幕ものオペラのコンペに応募して、2幕ものだったので落選するはずだったが、あまりにもすばらしいので受賞した。」 「とにかく見るほうもカロリーを消費するので、何かお腹に入れてくださいね。」 そのとおりだった…(笑） などなど。