
「リクが…リクが…」

「第1部完結のBLOOD+第32話
ボーイ・ミーツ・ガール赤い盾の本部である豪華客船に直接乗り込んできたディーヴァと変態理事長ファントムことカール」

「…相変わらずこの変態は『ダンス♪ダンス♪』と口うるさく、小夜一筋。ある意味、優男とは呼ばせないジュヴァリエ四男のソロモンと正反対というかなんというか…」

「ストーカーも大概にしてほしいよね」
「Let's ダンスッ!!」

「………」

「変態と一緒に来たディーヴァはリクを探しに船の中を徘徊…赤い盾のメンバーを殺しながら刻々とリクに近づき…欲しいものは殺して手に入れる」

「そしてリクにディーヴァの毒牙が…」
ディーヴァ「その毒蛇の牙を以って…」
ディーヴァ「この人からは大切なものを貰ったから…私もお返しに血をあげただけ♪」

「えっ!?こんな台詞あった?」

「リクが、リクがディーバに食べられちゃった…」

「土曜の夕方6時にやるとは…。まぁ、種でコレによく似たシーンがあったから別にいいけど」

「これでディーヴァからリクに似た子が生まれるの!?」

「それは考えすぎじゃ…」

「それよりもだな。リクのあの力がなんだったかの説明しないで殺されたのがなんかね…結局リクの力はなんだったの?」

「その辺りは裏切ったコリンズ教授かジュリアさんが明らかにしてくれるんじゃ…」

「・・・・」

「それじゃ、暗い話はここまでにして。ここからはギャグ話で」

「ギャグ話?」


「こ、これって」

「なぁっ!おかしいだろ…。変態の放った槍は確実にジョエル(石田)の大事な部分に突き刺さっているのに。包帯が巻かれている場所はお腹の溝辺り…」
「包帯を巻く場所が違うだろ」

「ジョエルが再起不能になったかと思ったのに…」

「変な事を口にしないの」

「だってな…」
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「小夜とディーヴァは暗い海の中へと消えていった。そして1年、俺たちの傷は癒えようとも無くした物が戻ってくる事はなかった。赤い盾は崩壊し、霧深いロンドンに翼手の影が暗躍していた。俺は今日も翼手の姿を追い続ける小夜が戻ってくる事を信じて…。次回BLOOD+信じる力」
「小夜…どこにいるんだよ」
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「次週からはBLOOD+第2部開始…」

「今週の次回予告は少し大人になったカイでした」

「赤い盾の本部壊滅から1年…カイは逞しく成長していて…」

「っていうか1年であそこまで変わるのか!?」

「色々あったのよ1年で」

「デヴィットさんはやつれ…」

「ルイスの姿が変わっていなかったのがせめてもの救いかな」