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2024年12月09日
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雪の日の朝とシジュウカラ
森龍之の自然歳時記

雪の日の朝とシジュウカラ 森龍之・自然のこと

細い雪が降り続くなか一瞬、日が射した。闇夜から日中にいきなり切り替わった。明るさは雪景色に反射して特別であった。

雪の日の朝とシジュウカラ 森龍之・自然のこと

雪の日の朝、積雪は5cm。バルコニーにシジュウカラがきた。ヒマワリの実を剥いて食べる。その場であるいは枝に移って。

雪の日の朝とシジュウカラ 森龍之・自然のこと

早起きのニホンリスは餌台を占拠する。野鳥は遠慮して近づかない。目に縁取りがある。

雪の日の朝とシジュウカラ 森龍之・自然のこと

バルコニーは丸木小屋の鋭い傾斜の三角屋根の二階部分に渡されている。バルコニーに冬の野鳥を呼ぶことにした。

雪の日の朝とシジュウカラ 森龍之・自然のこと

枝先の雪が陽のぬくもり小さな雪崩を起こす。空中に飛散して陽光にきれめくのを机の向こうに見ている高原の午前。

雪の日の朝とシジュウカラ 森龍之・自然のこと

カラマツとシラビソと赤松の大木の周囲には低木のマユミが生えていて冬に彩りを添える。

雪の日の朝とシジュウカラ 森龍之・自然のこと

蓼科高原の標高1,600mにあるシラビソの林は積雪40㎝になると餌台に野鳥が群がる。


(タイトル)

雪の日の朝とシジュウカラ 森龍之・自然のこと

(本文)

 雪の日の朝だった。この冬一番の雪で細雪が降り続いていて積雪は5cm。南のバルコニーの餌台にシジュウカラがきていた。この夏に雛を育てていたものなのか、ちらちらと餌台を覗きにきていたのがシジュウカラであった。雪が降ると野鳥は食べるものに困るらしく普段の警戒心を解いて餌台にやってくる。北のテラスの餌台とは反対向きに座っている。作業する机がこの冬は二階のそれになった。バルコニーは丸木小屋の鋭い傾斜の三角屋根の二階部分に渡されている。バルコニーに冬の野鳥を呼ぶことにした。

 2024年12月08日、9時半に目覚めた。昨夜は午前2時まで調べものをしていた。視界を妨げないほどの細い雪が降り続くなか一瞬、日が射した。天の岩戸が開かれたか、闇夜から日中にいきなり切り替わったかのような明るさは、雪景色に反射して特別であった。それはわずかな時間であり元の状態になった。南の方角は晴れていて雪雲がかかるのは標高1,600mのこの一帯だけなのではないか。午後になってピアノの独奏会を聴きに標高が400m下がった施設に出かけた。晴れて遅い秋のうららかさであった。

 この山荘の南の林はすべて落葉樹。カラマツ、ミズナラ、ヤマボウシなど。ヤマボウシは窓辺がみずみずしい緑になるすように植えた。二階の窓の上まで丈を伸ばし、新緑のころにはお日さまを裏ごしに透かす。昨年はずいぶんと花を咲かせ、秋に赤い実を落としていたのに今年はそれがない裏年。

 シジュウカラはヤマボウシの枝に留まってくわえてきたヒマワリの実を割る。枝先の雪が陽のぬくもり小さな雪崩を起こす。空中に飛散して陽光にきれめくのを机の向こうに見ている。

(写真と文章は森龍之)


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最終更新日  2024年12月09日 17時47分42秒
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