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2016年07月20日
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【白毛の紀州犬の由来を探る(横田俊英)】
白毛の紀州犬、胡麻毛の紀州犬。飼われた狼は犬に似た形態に変化する。ことなどの考察。

生後1歳8か月の白毛の紀州犬のオス犬だ。
wa-2016-05-13-090-a-1-a-.jpg

5歳半になる紀州犬のメス犬だ。
w2016-07-12-daishi-no-miki-.jpg

3歳になる胡麻毛の紀州犬のメス犬だ。狼にもこのような毛色のものがいる。
w2016-07-10-011-1-.jpg

生まれた直後の紀州犬の子犬。左が胡麻毛で右が白毛だ。ともにメスだ。
真黒な色の子犬はその後灰色の強い胡麻毛に変化した。
上の写真の3歳になる胡麻毛の紀州犬がそれだ。
2012-03-24-umare-kuro-mesu-sono-1-tiji-no-ko-462.jpg

2歳過ぎの四国犬(日本犬)のオス犬だ。赤(茶)系統の胡麻毛の犬である。
w2016-07-10-002-2-.jpg

(タイトル)
「白毛の紀州犬の由来を探る」
(白毛の紀州犬、胡麻毛の紀州犬。飼われた狼は犬に似た形態に変化する。ことなどの考察。)

(本文)

 紀州犬は紀伊半島に残されていた日本の犬である。

 その紀州犬の毛色は大別すると白毛と胡麻毛と斑(まだら)毛である。

 第二次大戦以前の紀州犬の毛色の7割ほどは胡麻毛であった。その資料ともいうべき名犬たちは胡麻毛であった。

 戦後になって白毛の紀州犬が増えたのは、残されていた内容の良い犬が白毛であったことが大きな要因である。

 その後に白毛を好む社会風潮があって白毛の紀州犬が増えて現在は9割は白毛の犬になっている。この9割をきっかりと9割と考えるのではなく9割以上といっておいたほうがよさそうだ。

 弘法大師・し空海が高野山入りしたときに道案内をしたというのが白と黒の犬であった。これを紀州犬と決めることはできないがそのような犬がいたことを物語ると考えることができる。

 ここで話題が飛ぶ。いままでの話は次のことを述べるための序章である。

 白毛の犬はなぜ生まれるのか。白毛の犬はなぜ発生するのか。これが本題である。

 白い犬がいればその犬の子が白い犬になることは普通におこる。

 紀州犬にも白い犬がいた。その白い紀州犬には白い犬の子供が多く生まれる。

 毛皮供出のため犬がその対象になった後で残されていた紀州犬のうち、内容の良い犬が白毛であったことが戦後に白毛の紀州犬が増えた要員である。世間もまた白毛の犬を求める風潮があったために、紀州犬は白毛増えた。

 前述のように戦前の紀伊半島に飼われていた地犬で猟性能良い犬は胡麻毛であった。伝えられている名犬が幾つかあり、これらは胡麻毛の犬であった。この地犬は後に紀州犬と呼ばれるようになった。その犬たちは熊野の犬と呼ばれてもよいのであったが、紀伊半島という名称がから紀州犬と呼ばれるようになった。紀伊半島の三重県の人々には不服なことであろう。

 胡麻毛の熊野の地犬たちも白い毛の犬であることが紀州犬と思われていることに不満を持つであろう。

 白い毛の熊野の地犬も、胡麻毛の熊野の地犬も、斑模様の熊野の地犬もみな紀州犬なのである。

 弘法大師の高野山入りを案内した白と黒の犬とはどういう犬であるか。この地、つまり紀伊半島を縦に走る熊野古道にいた白と黒の犬が現れて道案内をしたことになっている。

 白毛の犬と黒毛の犬がいた。白毛犬は真っ白であるかどうかは別にして白く見える犬であったろう。

 黒毛とは真っ黒であるか或いは黒く見える犬であったろう。胡麻毛の犬には白と灰色の混じったような毛色から殆ど黒に見える毛色のものまでがある。日本犬である四国犬には柴犬の黒毛と同じような毛色のものがいるが、熊野の犬つまり紀州犬ではこの種の黒毛の存在を知らない。そのようなことから黒に見える犬が白毛の犬と一緒に現れたのであろう。そのように解釈する。

 白い毛色をした犬は紀州犬に限ったことではない。柴犬でも白毛がおり、北海道犬や秋田犬にも白毛の犬がいる。

 白毛の西洋犬は数多くいる。ラブラドール・レトリバーでは黒毛と白毛が流行になっている。

 白毛の犬は何故いてどのような経緯や由来によって白毛になったのであろう。これを探ることが本稿での狙いである。

 このことを探ってある程度の目星をつけることは白い犬の紀州犬を飼っていて、この白い犬に子供を生ませる上において重要である。

 それは白毛の犬が突然変異によって色素が欠落して生まれたものなのか、突然変異とは無関係に白毛の犬が生まれてくるのか、とうことへの問いかけであり、その探求が本稿の目的である。

 白毛の犬が色素が欠落するアルビノによって生まれたのであれば、それを補正する対応が求められる。

 世の中の白い動物の代表は北極熊(ホッキョクグマ)である。北極狐(ホッキョクギツネ)北極兎(ホッキョクウサギ)も白い毛色の動物だ。白い鳥では雷鳥(ライチョウ)がある。雷鳥は日本にもいてニホンライチョウである。

 北極狐も雷鳥も冬毛は白いが夏毛は色が着く。

 白い毛の動物として北極熊(ホッキョクグマ)である。

 北極熊(ホッキョクグマ)も北極狐(ホッキョクギツネ)も北極兎(ホッキョクウサギ)も雷鳥(ライチョウ)も雪の世界への対応である。

 ホッキョクグマには天敵はいないようであるがそれでも白い毛がよかったのであろうか。

 北極狐と雷鳥は雪の世界で身を隠す保護色になっている。

 これに追加しなければならないのが北極狼(ホッキョクオオカミ)である。

 北極狼(ホッキョクオオカミ)は冬毛は白だが夏毛は灰色あるいは薄茶になる。

 こうした動物の冬毛は綿毛が密になり、夏毛は疎になる。上手くできている。

 白い毛の動物の様子をここまでみてきて、その中に白い毛の狼である北極狼(ホッキョクオオカミ)がいて、これらの動物の鼻鏡(びきょう、鼻のこと)が黒いことを確認すると、これらの白い毛の動物はアルビノでないことがわかる。

 アルビノでは先天的なメラニンの欠乏により体毛や皮膚が白くなる。劣性遺伝や突然変異によって発現する。

 異説もあるが犬の直接の先祖は狼(オオカミ)であることで固まっている。狼と犬との間には子が生まれ、そしたまたその子が子を生むことができる。犬とジャッカルやコヨーテの間でも同じであるが、狼と犬との間は近縁でありその他の状況からも犬の祖先は狼であるといってよい。あるいは犬と狼は同じであるということもできる。

 その昔、甲府動物園で甲斐犬と朝鮮狼から生まれた子供を育てたことがある。その子は人に馴染まずに犬の性質があまり出ていなかった。このことによって狼の血を直接に犬に入れることによる意義が否定された。

 しかし平岩米吉氏が朝鮮狼を飼い馴らして散歩に連れだしていると街の人はそれを犬と思っていたのであった。狼は人が飼い馴らすことができるのである。

 ムツゴロウさんは狼の血が9割ほどの「犬」を犬と同じように飼っていた。

 狼でも飼い馴らすことができるという事例がここにある。

 犬がなぜ人に馴染んで犬が狼との生体と性質が変化したのかを解き明かす事例がでてきた。

 ソビエト時代の1958年、神経細胞学が専門のリュドミラ・ニコラエブナ・トルット(女性)は、モスクワ大学卒業後に遺伝学者ベリャーエフベリャーエフがしていた研究に従事するため シベリヤに設立されたばかりの「細胞・遺伝学研究所」に行った。

 「野生動物が人間に順応し家畜化されたプロセス」を解明することが目的であった。

 1959年に彼女はベリャーエフのもとで研究を始めた。研究目的は「家畜化プロセスの解明」だが、その手法は「遺伝的な」というよりは「ふるまい」による選別であった。

 選んだの動物は銀狐(ぎんぎつね)であった。毛皮用キツネの飼育場から30頭の雄ギツネと100頭の雌ギツネを選び出し、これらから誕生した子ギツネのなかから「生まれつき人間に慣れている個体」を選択して交配を繰り返した。

 選別交配の6代目から、人間との接触をを求めて人の気を引くためキーキー鳴き、人の臭いをかぎ、なめたがる子狐選び出す。この条件を満足する個体は「エリート」と呼ばれる。エリートクラスのキツネは生後1カ月ころから「人間馴化」(にんげんくんか)の兆候を示した。

 エリートの発生率は次のように変化する。

 交配10代目、18%がエリート。
 交配20代目、35%がエリート。
 現在(2004年時点)、70~80%がエリート。

 このような交配の結果、「人間馴化」(にんげんくんか)が進むと同時に身体の変化が出現するようになる。

 「人間馴化」(にんげんくんか)に伴って次のようなの身体の変化が現れた。

 8代目から10代目で特定部分の毛色の変化が現れた。

 とくに顔面に色素の抜けた白色毛の部分が現れた。

 これは狼(犬)や牛や馬などでも家畜化によって生じることが知られている。

 耳がやわらかくなり垂れるようになった。

 15世代から20世代以降では尻尾と足が短くなった。

 頭蓋骨(とうがいこつ、ずがいこと、とも読む)に占める顔の割合が大きくなった。

 このような変化は、形質による交配でなく振る舞いによる交配の結果として現れたものである。

 メンデルの遺伝法則に従わない変化である。

 このような身体的変化は「発達遅延」によって起こると考えられている。

 「柔らかい耳」は子供の象徴だし、 白色毛はメラニン細胞が未発達で色素が合成されないことを意味する。

 ベリャーエフの実験開始から40年、4万7千頭のキツネの実験を通じて、2004 年現在、 200頭のユニークなエリートギツネが存在している。1995年には600頭いたが、その後の経済危機のため削減された。

 これらは一風変わった動物だ。

 従順で教えやすく、人を喜ばせたがり、人に馴れている。彼らの振る舞いは、 まさに犬のようで、外敵から人を守り、きゃんきゃん鳴き、名前を呼ぶと何処にいても犬のように舞い戻り、すまし顔で主人の側に座る。

 狼から犬への移行は数世紀を経て実現したが、ここのキツネのペット化は40年で実現した。

 このような経過をたどって白毛のキツネも生まれるようになった。

 人に飼われるようになると狼(犬)は顔の立て筋に白毛がでたりするようになる。やがては全身が白くなるものも出現する。動物が家畜になることであるホルモンなどの分泌が変化してそれまでとは違った状態が出現する。

 白毛の犬が突然変異によるアルビノのために色素が抜けたのではないことが確かな形で想定される。アルビノでは鼻鏡や唇の色素も抜けて肌色になっていることが多い。

 ホッキョクグマ、ホッキョクギツネ、ホッキョクオオカミでは鼻鏡も唇の黒い。したがってアルビノに起因して毛色が白くなったのではないと想定される。

 紀州犬や柴犬の白毛では鼻鏡や唇が肌色のものが少なからず生まれる。それでも薄い茶色程度にとどまるものが多い。紀州犬の白毛で鼻鏡も唇も真っ黒なのが多くいる。それでも白毛の紀州犬の鼻鏡や唇は茶色か薄茶色になりやすい。

 白毛の紀州犬はアルビノが元になって白くなったのではない。白毛と白毛の紀州犬から生まれた紀州犬の多くは鼻鏡も唇も真っ黒なのが多くいる。そのようなことだ。

 鼻鏡も唇も黒い白毛の犬同士を組み合わせて繁殖する。元がアルビノによる白毛ではないと想定されるから、子犬は親たちの似て鼻鏡も唇も黒い白毛の犬が生まれることが多い。

 白毛の犬がアルビノのために生まれたと想定すると、繁殖のためにはアルビノではない胡麻毛(有色犬)との組み合わせをしなければならない。

 このようなことだから白毛の犬、白毛の紀州犬のその白の由来を探ることが大事になる。

 白毛の紀州犬の由来をソビエト(ロシア)の犬をリャーエフベリャーエフとドミラ・ニコラエブナ・トルット(女性)の「家畜化プロセスの解明」の研究に重ねて求めることができる。

 つまり家畜になっていく過程でギンギツネは毛色が薄くなり、鼻筋から頭部にかけて白い毛が出現し、やがて白毛のものが出現するようになった。

 これと同じ現象が人に飼われるようになった狼に現れる。人に飼われるようになった狼は犬となり、その形態は狼から変化していく。

 白色毛はメラニン細胞が未発達で色素が合成されないことを意味する、という。

 白毛の紀州犬はメラニン細胞が未発達で色素が合成されないことを意味するものとして解釈することになる。

 紀州犬にメラニン細胞が発達した胡麻毛がいることの意味は大きい。

 胡麻毛の紀州犬と白毛の紀州犬を交配するとおおよそ半々で胡麻毛と白毛の子犬が生まれる。

 これまでは内容のよい胡麻毛の紀州犬は多くはなかったが以前よりもその状態は改善されているように思われる。

 ホッキョクグマ、ホッキョクギツネ、ホッキョクオオカミも冬毛の綿毛の密度は高いのである。夏毛は夏向きに、冬毛は冬向きに毛の密度を変える。紀州犬も同じである。

 白毛の紀州犬は夏毛では二重被毛のうち綿毛が減ることによって、剛毛に汚れた白毛がある場合にはその汚れの状態が目立つようになる。

 私の飼い犬の先祖にそのような犬がいた。冬は白い犬が夏になると茶色の犬のようになる。

 胡麻毛の紀州犬は白毛の紀州犬に毛質が優る、ということがよく言われる。胡麻毛の紀州犬を飼ってきてはいるがその通りだと同意できるかといえば確証はない。

 胡麻毛の犬が優れていることもあるが、胡麻毛でも白毛に劣ることもある。総じてということになれば或いは胡麻毛が優れているかも知れないが、そうだと言い切る自信はない。

 白毛の紀州犬を飼い、ときどき子供を生ませているとそこに胡麻毛の紀州犬を混ぜ合わせておかないと色素や毛質の退化現象が起こるのではないか、という強迫観念に襲われる。

 しかし白毛の犬が必ずしも突然変異によるアルビノに由来しなくても生まれてくることを知ると気持ちが楽になる。

 胡麻毛を交配に用いないと毛質と色素の退化が進行するのではないかとい強迫観念から解放される。

 それでも種の保存のための確実さを期するためには胡麻毛の紀州犬を繁殖に組み込んでおくことは良いことだ。

 犬と狼のこと、飼い馴らした狼のことを研究した日本人がいた。

 前述の平岩米吉氏である。同氏は1930年以来、犬と一緒に飼っておいた朝鮮、満州、蒙古などの数頭の狼の大半が犬と同じようにワンワンと吠えることを確認している。

 犬と狼を研究した平岩米吉氏は野生の狼も幼児から檻で飼育していると一代のうちに、それもちょっと変わりそうにも思えない頭骨に、怒りやすいといいうのである。として次の事例を紹介している。

 ドイツの動物学者ウォルトリッヒの1866年の報告書で、檻で飼った狼の頭骨の形が変わったことを伝えている。

 その詳細をネーリングが「檻にいる狼の頭骨は一代で、その大きさや各部の比例、また、歯の大きさや形状、一が驚くほどの変化をもたらす」ことを1885年に報告している。またノアックの報告「狼とジャッカルの頭骨は、檻のなかで育てられると、きわめて短期間に変形し、犬の頭骨と見分けが就かなくなるほどである」も紹介し、これに狼の直線的ば鼻梁にへこみができ、頬の張りが細くなるのであると解説している。

 つづいて1894年のウォルフグラムの次のような報告を紹介する。

 「野生のヨーロッパ狼六頭、アメリカ狼三頭の上顎臼歯列長生まれ、育った狼六頭のものと比べると、それが後者では約六分の一短縮することを実証した。すなわち、上顎臼歯列長は、野生狼では85.33mmから87.66mmなのが、飼育狼では70.00mmとなり、また下臼歯列長は野生狼では95.00mmあるのに飼育狼では80.33mmに減じているのである。しかも、前臼歯は歯列長の短縮のために各歯間の感覚を失うばかりか、向きが変わったり重なり合ったりして、歯列が、すっかり乱れてしまうということである」

 平岩米吉氏に関係する文章は同氏の著書『犬の行動と心理』(築地書館、1991年刊行)から引用した。

(誤字、脱字、変換ミスなどを含めて表現に不十分なことがある場合はご判読ください。)
(数字の表記が漢数字になったり、算用数字になったりしております。惑いつつ統一することをしませんでした。)






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最終更新日  2016年07月20日 07時54分22秒
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