|
カテゴリ:紀州犬物語
紀州犬物語160 犬の夏の過ごし方 冷房のある居間で暮らす犬の振る舞い(横田俊英)
(タイトル) 犬の夏の過ごし方 冷房のある居間で暮らす犬の振る舞い (サブタイトル) 犬を家のなかにいれて飼う場合に家具を齧(かじ)るので困る。 第160章 犬の夏の過ごし方 冷房のある居間で暮らす犬の振る舞い 執筆 横田俊英 お産があるので何年か前に夏場を居間ですごした。 子犬は一頭だけ産まれ涼しくなるまで居間にいた。 暑い夏があって屋根の下ではあっても暑いために子犬が熱射病になったことがあった。医者に何度もつれていって健康をとりもどした。熱い路面を歩いていて卒倒した犬もいた。 ある夏はとても暑く、犬舎に扇風機をつけて外からも工場扇風機で風をおくっても体調も体調が整わない犬がいた。12歳を超えたメスの老犬なので冷房のある家のなかで過ごさせることにした。 この犬はお産があるので何年か前に夏場を居間ですごした。子犬は一頭だけ産まれ涼しくなるまで居間にいた。セメントを練るための船という長方形の箱を巣箱にした。母犬は落ち着いて子育てをした。子犬は家にいて何時の間にか3歳を過ぎた。 犬を家のなかにいれて飼う場合に家具を齧(かじ)るので困る。母犬はそれをしない。居間で寝そべり、巣箱に移動して寝そべりの生活をする。外へ連れ出すのに間が空くと粗相をする。暑さで体調をくずしていなければ、そしてこれまでは家のなかで粗相をすることはなかった。老いもあっての粗相と思われる。 ケージのなかにリードをつけて入れておいてもリードを齧ることがない。おもちゃを入れていてもおなじである。この犬の別のメスから生まれた子も同じようである。 父親はといえばケージの付近にある布だのヒモだのがあれば引っ張り込む。 犬がどのように居間やケージのなかで行動するのかということになると犬それぞれであっれ一概には言えない。 何でもガリガリ齧る犬がいる。檻のなかの床板を齧る犬がいる。入れる檻ごとに床板を齧って穴を空けてしまう。檻は太い鉄棒でできているから齧ると歯を壊すだけだから途中で分かってしまう。だから鉄棒を齧って壊すことはないが、針金の太いものだと犬歯を当ててゆがめることことはある。外にいる犬が気に食わないと鉄棒を激しく齧ったために犬歯が外れた犬がいた。また激しく齧って歯を何本もボロボロにしてしまったのもいた。 居間で電気コードを齧って感電することがあるから要注意である。大事な家具を傷けられたら犬を恨む。余程の注意が必要であり、飼い犬を居間におくときの基本は扉の付いたケージのなかにするのが基本であり原則だ。遊ぶときとか目が行き届いているときにはケージからだしもよい。それ以外はケージのなか、というのが犬を躾けるための原理である。原理にはちゃんとした理屈と裏付けがある。このことについてはここでは触れない。 人の健康に危険を及ぼすような暑さは犬に対しても同じである。庭の犬舎には屋根が付いている。それを覆うようにカーポートを付けている。扇風機を齧って壊さないことが確かめられている犬には扇風機を犬舎のなかに設置する。暑さがひどいときには2台を回す。扇風機を齧るかも知れない犬の場合には工場扇風機を外に設置して強い風邪を送る。 扇風機の動作をさせるのにタイマーを用いる。午前8時から午後8時までの定刻を毎日動作させるタイマーがある。留守をするときなどには特に便利である。 夏場を過ごす犬と暑さ対策のことを少し述べた。 あちこち齧って物を壊す犬がいるから困る。私にはこのような犬を矯正した経験はない。矯正したいと思ってもその方法を知らない。だからそのような犬でないことを願うだけ、ということになる。齧る犬だったら目を目を離しているときはケージの中。檻に入れると檻の床を齧られるが床を定期的に取り換えて対応する。 人は自分が飼った犬のことだけをもちだして犬の行動を定義する。人に都合の良い行動をすることをもって犬はそうだ、と定義されるのならよい。そうでない犬が多くいるから人が決めてしまった行動の定義を真に受けるわけにはいかない。 犬の少しぐらいの不具合な行動を許容して、飼い主に都合のよい行動をする犬がいれば有難いことだと大いに喜ぶのが良いのであろう。犬もいろいろだと思って付き合っていくことになる。 (誤字、脱字、変換ミスなどを含めて表現に不十分なことがある場合はご判読ください。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年08月01日 16時11分04秒
コメント(0) | コメントを書く
[紀州犬物語] カテゴリの最新記事
|
|