3843728 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

「計量計測データバンク」ニュース

「計量計測データバンク」ニュース

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カテゴリ

カテゴリ未分類

(1152)

東日本大震災から4年7カ月 三陸沿岸の現在

(45)

計量と計測を考察する「計量エッセー」

(168)

日本計量新報論説と解説(電子判)

(113)

「今日の計量計測情報ニュース」

(1240)

計量計測情報はこちらで

(1027)

計量器など

(108)

紀州犬物語

(94)

「web情報報総合サイト」は生活サイト

(11)

計量

(39)

「日本列島ぶらり旅」甲斐鐵太郎(旅行家)

(1167)

自然・ネイチャーのおはなし

(901)

エッセー

(1392)

写真 デジカメ 銀塩カメラ レンズ

(753)

「計量計測データバンク」運営

(297)

紀州犬物語オス犬「テツ市」

(32)

紀州犬

(132)

情報・インターネット

(146)

犬の飼育について

(65)

柴犬の子犬

(340)

三菱パジェロ物語(E-V45W)ほか自動車

(8)

改善課題

(23)

「豆柴」風

(93)

新 野鳥歳時記

(52)

紀州犬と子犬の映像

(1434)

旅行(旅と自然の日記)

(561)

柴犬物語

(84)

紀州犬と柴犬

(399)

犬の映像

(132)

有色紀州犬

(254)

有色紀州犬と子犬の映像

(241)

紀州犬の子犬の映像

(797)

紀州犬と四国犬の映像

(196)

柴犬の映像

(127)

旅するバイク カワサキW650(甲斐鐵太郎)

(3)

計量人間

(8)

測ること、計量のこと、その雑感とエッセー

(41)

自動車とオートバイと自転車など

(25)

自転車博物館

(45)

高尾山麓にある自転車博物館による自転車と部品の記録と記憶(販売はしません)

(30)

私の履歴書「陸軍航空士官学校で終戦を迎えハカリ屋になった男の記録」鍋島綾雄

(15)

本日の気になるニュース

(172)

自転車情報

(36)

甲斐鐵太郎の上高地讃歌

(18)

伸子のブログ 旅行と写真ほか

(4)

音楽とオーディオ

(8)

安西正一(計量士)私の履歴書(計量計測データバンク)

(2)

縄文研究 甲斐鉄太郎

(11)

バックナンバー

プロフィール

ニュースさん

ニュースさん

フリーページ

2018年10月20日
XML
強い欲求をもっているとニーズは自ずと分かるものらしい

写真はアンチークなライティングディスク


(タイトル)
強い欲求をもっているとニーズは自ずと分かるものらしい

(本文)
 読みたい本がない。自分の興味の対象にそっくり当てはまっていて書かれて
いることのすべてにうんうんと頷(うな)ける本はない。多くの人がうんうん
とうなづく本はベストセラーになる。ノーベル文学賞の候補にあがる村上春樹
の本を無理に読んでも面白いと思わない。大江健三郎だってそうである。その
ように言う人が多い。それでも村上春樹の本は売れる。村上春樹は英語で考え
て英語の文章をまずつくってそれを日本語にしているらしい。だから川端康成
にある日本の情緒、日本語の感性は欠落している。

 ある人は難しく考えなくてもニーズ(需要あるいは欲求)がわかるという。
自分が思っていること、自分が欲求していることがそのままニーズであること
は多い。市場調査を費用をかけて実施して、上がってくる情報を分析してそこ
からニーズを探るということがなされるが、はたしてこの方式で市場対応は成
功するのか。企業のニーズ対応に現場主義というのがある。現場から上がって
くる欲求はニーズであることが多いから下手な市場調査よりはまともであるこ
とが多い。

 人というのは自分に都合がよい情報だけを取り入れる。その人にとってはる
かに役に立つ情報がいくつも寄せられても、自己の観念の世界に閉じこもって
しまうと世間と接触していても外界とは無縁になって思考は自分の勝手な世界
をぐるぐる回っている。精神科の病院に入院している人は大概このような考え
方をしている。

 開発力に富んだ人は市場を調べてニーズを探っているのではない。ビル・ゲ
イツもエジソンも自己の欲求によって新しい市場をつくりだしている。いま日
本の産業社会でアレッと思う分野で事業を成功させている人々はその現場にい
たら何時とはなしにそれをしていたということのようだ。

 人の観念は経済社会を非常に単純にとらえている。いろいろな産業と大企業
そして役所、銀行と。流通と製造と。第一産業、第二次産業、第三次産業など
と。そのように考えてしまうが社会と産業をつぶさに見ていくと驚くほどにさ
まざまな職種があって人はさまざまな働きをしている。昆虫をカブトムシ、ク
ワガタ、カマキリ、セミとして考えてしまうのが普通であるが、草むらにも土
のなかにも驚愕するしかない変な虫が沢山いる。セミやカブトムシなど昆虫の
総数と対比させると太平洋の浮く小舟にも値しないほどである。

 物事に一生懸命に取り組んでいたり、強い欲求をもっているとニーズは自ず
と分かるものらしい。世の中にないものならそれを自分でつくってしまえ、あ
るいはサービスをつくれ、ということになる。計量器産業で成功している事業
家の多くがそのようであるようにみえる。昆虫の世界にセミとカブトムシしか
見ない人には昆虫の世界は見えない。同じことが経済と産業の世界にもいえな
くはないか。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2018年10月20日 18時48分38秒
コメント(0) | コメントを書く
[計量と計測を考察する「計量エッセー」] カテゴリの最新記事


カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

ニューストピックス


© Rakuten Group, Inc.