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2019年04月21日
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(タイトル)
自動車の過積載と最大積載量および罰金と違反点数(記事の元になった資料はすべて2019年4月11日現在のものです)

(本文)
 トラックの後方を走っていると最大積載量○○○kgなどと書かれたステッカーが貼ってあるのを見たことがあると思います。最大積載量は一般のドライバーには馴染みのない用語ですが、運送業などに従事するドライバーたちにとっては、業務上とても重要な用語です。ここでは最大積載量について詳しく解説します。

最大積載量とは

 最大積載量とはその名の通り、トラックの荷台などに積むことができる荷物の最大重量のことです。最大積載量を超えると大きな事故の原因となり罰則の対象にもなります。
貨物車の場合、車検証には最大積載量と車両総重量が記載されていますので、先に車の重量について解説しましょう。

車の重量には車両重量と車両総重量があります。

車両重量

 車体本体にガソリン(満タン状態)、エンジンオイル(規定量)、冷却水(規定量)、バッテリー、架装(車両などに積載されている装備)などを足した重量のことで、すぐに人が乗って運転できる状態の車の重さのことをいいます。

車両総重量
 乗用車の場合、上記の車両重量に加え、乗車定員全員が乗った状態、貨物車の場合、さらに最大積載量を積んだ状態での重さのことをいいます。

トラックなど貨物車の車両総重量の計算式は以下の通りです。

車両総重量の計算式

車両総重量=車両重量+(乗車定員×55kg)+最大積載量

最大積載量の求め方
最大積載量は
車両総重量-(車両重量+乗車定員×55kg)=最大積載量

ということになります。

 つまり最大積載量とはトラックやバンといった貨物車が、ガソリンなどが満タン、乗車定員も満員という状態で、車両総重量を超えることなく積載できる荷物の総量のことをいうのです。

乗用車に最大積載量はある?

 最大積載量はトラックなど貨物用自動車の車検証には表示されていますが、乗用車にはありません。乗用車の場合は一般的に乗車定員×10Kg程度が最大積載量といわれています。

最大積載量の目安を知ろう

 トラックには小型・中型・大型をはじめ、用途によってさまざまなサイズや形状がありますが、トラックのサイズや形状による最大積載量の目安はどのぐらいになるのでしょうか。また増トントラックと減トントラックについても解説します。

小型トラックの場合

小型トラックとは車両重量が2トンから3トントラックのことをいい、普通運転免許でも運転することができるトラックです。最大積載量は通常は3トン未満になります。

中型トラックの場合

 中型トラックはトラックメーカーが中型トラックとして売り出した車両をベースにした最大積載量が4トン~8トンくらいのトラックを指すことが多いです。道路交通法上の「中型車」は、車両総重量が5トン以上11トン未満、または最大積載量が3トン以上6.5トン未満のトラックのことをいいます。

大型トラックの場合

 大型トラックとは車両総重量が11トン以上で最大25トンのトラックのことをいいます。トラックの中では最もサイズの大きいものになります。最大積載量は6.5トン以上になりますが、大型トラックの場合は特にトレーラーなどさまざまな形状のものがあるので、最大積載量は形状によって大きく違ってきます。

トレーラーの場合

 トレーラーは通常のトラックでは運べない大型の荷物や重量物を運ぶためのもので、被牽引自動車ともいいます。最大積載量も通常のトラックよりも多く、鉄道などの構造物や高層ビルの鉄骨などの重量物を運ぶ場合もあり、最大積載量が100トンを超える超大型トレーラーもあります。重量物を運ぶ場合、トレーラーは荷物の内容、通行ルート、通行日時を道路管理者に伝え、「特殊車両の通行許可」を得る必要があります。

ダンプカーの場合

 ダンプカーはサイズや種類がさまざまですが、大きく分けると小型・中型・大型の3つに分けることができます。それぞれの最大積載量は各メーカーや車種によって異なるので一概には言えませんが、目安としては、小型の最大積載量は2トン程度、中型の最大積載量は3.5トン程度、大型の最大積載量は9トン程度です。ダンプカーには規格が軽自動車で最大積載量が350kg以下のものもあります。

増トントラックとは

 一般のドライバーにとっては馴染みのない用語ですが、増トントラックとは通常の中型トラックよりも積載量を増やしたトラックのことをいいます。中型トラックの最大積載量は3トンからですが、増トントラックなら中型トラックながら最大積載量が6.5トンから8トンまで増やすことができます。また大型トラックと同等の積載量ながら購入費用が大型トラックよりも安いという魅力もあります。ただし自動車税と車検の費用は若干上がり、大型免許も必要になります。

減トントラックとは

 トラックは最大積載量が多ければ多いほどよいと考えられがちですが、積載量が少ない方がメリットであることもあります。たとえば小型トラックで、荷物を運ぶ以外の用途で使用していれば、最大積載量を減らしても売り上げには関係しないことがあります。こうした場合は最大積載量を通常よりも少なめにすることで自賠責保険料と自動車税を節約できるのです。ただ自賠責保険料は最大積載量2トンを境に変わるので、2トン以下にすることが肝要です。 減トンをする方法としてはタイヤの強度を下げることがあげられます。トラックのタイヤは最大積載量に応じたタイヤの強度が義務付けられているので、タイヤの強度を2トン以下のトラックと同じにすれば、最大積載量を減らすことができます。

最大積載量はなぜ決まっているの?過積載(かせきさい)の罰則は?

 公共の道路や橋は、使用目的によって強度などの基準が設けられ設計されています。しかし、積載量の基準を超えたトラックなどが通行すると、荷物が道路に散乱するリスクや、道路や橋が損傷し、事故が起こりやすくなるリスクがあります。

 トラックなどの貨物車両が最大積載量を超えた過積載(かせきさい)の状態で走行すると、ブレーキの利きが悪くなり追突事故が起こりやすくなります。

 当然、衝突時の衝撃も重量に比例して大きくなるので、大きな事故の原因になってしまいます。またバランスも悪くなるため、対向車線にはみ出したり、カーブで横転しやすくなったりしてしまいます。このような事態を避けるために車両の最大積載量が決められているのです。

最大積載量を超えると罰則がある?

 トラックなどに最大積載量を上回る大量の荷物を積むことは、過積載という違法行為にあたります。

 国土交通省によると過積載の大型車両は、通行台数の0.3%ですが、道路橋の劣化に与える影響は全交通の約9割となっています。また、通行する特殊車両の約3割が過積載車両となっています。

 過積載をした場合、道路交通法や貨物自動車運送事業法などの法律に基づいて、罰則の対象は車両の運転者だけでなく、運送事業者、荷主にまで及ぶことがあります。

トラックの過積載の反則金等

過積載の割合が5割未満(中・大型トラック)
違反点数 2点(酒気帯び14点)
反則金 3万円

過積載の割合が5割以上10割未満(中・大型トラック)
違反点数 3点(酒気帯び15点)
反則金 4万円

過積載の割合が10割以上(中・大型トラック)
違反点数 6点(酒気帯び16点)
反則金 なし(罰則金のみ)
罰則 6月以下の懲役または10万円以下の罰金

 6ヵ月以下の懲役または10万円以下の罰金をはじめ、車両使用停止処分や事業停止処分などのさまざまな罰則に処されることもあるので、決して過積載の状態でトラックなどを走行させてはいけないのです。(出典:警察庁、国土交通省資料、全国貨物自動車運送適正化事業実施機関資料)

最大積載量をオーバーして走行するとさまざまな事故の原因になります

 最大積載量はトラックなどに積むことができる最大限の荷物の重さのことですが、最大積載量をオーバーして走行するとさまざまな事故の原因になります。

 2018年9月には千葉市の路上で、大型トラックの横転により軽乗用車が下敷きになり、軽乗用車に乗っていた家族が犠牲になるという痛ましい事故がありました。このトラックは総重量に対し、8トン以上の過積載だった疑いがあるとして警察が調べています。

 運転中に過積載のトラックを見つけたら、そのトラックのすぐ後ろを走ることを避け、距離をとることが大切です。

車両重量と車両総重量の違いとは、重量税への影響は

 車のスペック表や車検証などに車両重量と車両総重量に関する記載がありますが、いずれも自動車重量税に関わる大切な用語です。そこで本記事では車両重量と車両総重量の違い、自動車重量税との関係について解説します。

車両重量と車両総重量は異なる

 車両重量と車両総重量はそれぞれ車の重量を意味する用語ですが、その意味は大きく違います。まずは車両重量と車両総重量の定義、違いについて解説します。

車両重量とは?

 車両重量とは車体本体の重量に加えガソリン(満タン状態)、エンジンオイル(規定量)、冷却水(規定量)、バッテリーなどを含めた重量になります。つまりすぐに人が乗って運転できる状態の車の重さのことを車両重量というのです。

車両総重量とは?

 車両総重量とは、乗用車の場合、上記車両重量に加え、車に最大乗車定員が乗った状態の総重量になります。貨物車の場合、さらに最大積載量の荷物を積んだ状態での総重量になります。

 車両総重量の計算式は以下になります。なお計算式では乗車定員1人の重量を55kgとして計算します。

乗用車の車両総重量の計算式
「車両重量+(乗車定員数×55kg)」

トラックなど貨物車の車両総重量の計算式
「車両重量+(乗車定員数×55kg)+最大積載量」
このように車両総重量の計算式は簡単ですので、是非ご自身の車の車両総重量を計算してみてください。

最大積載量とは?

 最大積載量とは、トラックなど貨物用自動車に最大限積むことができる荷物の重量のことをいい、トラックなどの後ろに、最大積載量○○kgといったステッカーが貼ってあるのを見たことがある人も多いと思います。最大積載量はトラックなどが道路を損傷することなく、安全に運転できるよう制限が設けられており、トラックなどの大きさや形状などによって違ってきます。トラックなど貨物用自動車の最大積載量はスペック表や車検証などに表示されていますが、下記計算式でも算出できます。

トラックなどの最大積載量の計算式
最大積載量=車両総重量-(車両重量+乗車定員数×55kg)

 なおワゴン車を含む自家用乗用車には最大積載量という概念はなく、スペック表などにも最大積載量の記載はありません。だからといって何キロ積んでも大丈夫というわけではありません。因みに自家用乗用車の最大積載量は乗車定員1人につき10kg程度のプラスになるといわれています。

「自動車重量税」は車両重量または車両総重量で決まる

自動車重量税とは?


 自動車重量税とは自動車の区分や車両重量または車両総重量、経過年数に応じて課税される国税です。自動車税は1年ごとにかかるものですが、新車購入時と車検時に車検証の有効期間に合わせてまとめて支払います。たとえば、乗用車の場合は新車購入時から次の車検までは3年間有効なので、新車購入時に3年分の、2回目以降は2年ごとの車検のタイミングで2年分の自動車重量税を支払います。

 車両重量と車両総重量がスペック表や車検証に記載されるのは、自動車重量税が車両重量または車両総重量によって決まってくるからです。そこで自動車重量税と車両重量、車両総重量の関係について解説します。

車両重量で自動車重量税が決まるのは?

 車両重量で自動車重量税が決まるのは、車検証の用途の一覧が乗用になっている車種、つまり乗用車です。ナンバープレートの分類でいえば5ナンバー(小型乗用車)、3ナンバー(普通乗用車)が車両重量によって自動車重量税が決まります。

車両総重量で自動車重量税が決まるのは?

 対して車両総重量で自動車重量税が決まるのは、車検証の用途が「貨物」「乗合」「特種」になっている車種です。1ナンバー(トラックなど普通貨物自動車)、4ナンバー(バンなど小型・軽貨物自動車)、2ナンバー(バスなど乗合自動車)、8ナンバー(パトカーやレンタカーなどの特種用途自動車)が車両総重量によって自動車重量税が決まります。

自動車重量税:車両重量で決まる車種と車両総重量で決まる車種

車両重量 5ナンバー(小型乗用車)。3ナンバー(普通乗用車)。

車両総重量 1ナンバー(トラックなど普通貨物自動車)、4ナンバー(バンなど小型・軽貨物自動車)、2ナンバー(バスなど乗合自動車)、8ナンバー(パトカーやレンタカーなどの特種用途自動車)

自動車重量税の税額について

 自動車重量税の年額は自家用乗用車(軽自動車以外)の場合、車両の重さによって額が変わり、車両重量0.5トンごとに年間4,100円を納付します。また新規登録時から13年経過した車、18年経過した車に対しては環境負荷が大きくなるため、13年目、18年目のタイミングで税額がアップする設定になっています。

 軽自動車も一般の乗用車同様、新車購入時に3年分の、以後2年ごとの車検時に2年分の自動車重量税を支払います。軽自動車の自動車重量税額は新車登録から13年未満の車で年間3,300円、13年以上経過した車は4,100円に、18年以上経過した車は4,400円に税額が上がります。

自家用自動車(軽自動車除く)
新規登録~12年目 4,100円/0.5トン
13~17年目 5,700円/0.5トン
18年目以降 6,300円/0.5トン

軽自動車
新規登録~12年目 定額3,300円
13~17年目 定額4,100円
18年目以降 定額4,400円

エコカー減税による自動車に関する税金の軽減や免除

 自動車に関わる税金はエコカー減税の措置が行われており、自動車重量税にもエコカー減税が適用されています。2018年5月1日~2019年4月30日までの間に新車登録および最初の継続車検を受ける場合で、期間内1回のみ減税の適用を受けることができます。
電気自動車やハイブリッド車、燃料自動車、クリーンディーゼル車および平成32年度燃費基準+40%達成車に関しては、最初の自動車重量税が免除になるほか、平成32年度燃費基準の達成度に応じて、75%、50%、25%、最初の自動車重量税が軽減されます。新たに車を購入する場合は環境基準を満たしているかどうかで選ぶと、将来的にも自動車重量税が優遇されます。

2018年5月1日~2019年4月30日に適用される自動車重量税
乗用車(ガソリン車・ハイブリッド自動車)


平成32年度燃費基準+40%以上達成 自動車重量税 免税
平成32年度燃費基準+30%以上達成 自動車重量税 75%軽減
平成32年度燃費基準+20%以上達成 自動車重量税 75%軽減
平成32年度燃費基準+10%以上達成 自動車重量税 50%軽減
平成32年度燃費基準達成 自動車重量税 25%軽減
※新車新規登録時免税を受けた車両については、初回継続検査時も免税になります。

お断り(記事の元になった資料はすべて2019年4月11日現在のものです)

 ここでは車両重量と車両総重量の定義、自動車重量税の関係について解説しました。

 排出ガス性能及び燃費性能に優れた自動車に対して、その性能に応じた減税が行われるエコカー減税により、自動車重量税の確認が以前よりも複雑になったと感じている方も多いでしょう。

 次回の車検(継続検査など)を受けるときの自動車重量税額については、国土交通省のウェブサイト「次回自動車重量税照会サービス」が便利です。

 車台番号、検査予定日を入力することで検査予定日時点の自動車重量税額が表示されますので、活用してみてください。

自動車の過積載と最大積載量および罰金と違反点数
(記事の元になった資料はすべて2019年4月11日現在のものです)
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最終更新日  2019年04月21日 10時08分18秒
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